
『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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最近にわかに「マンガロール料理のお店オープン!」とざわついていました。
西の大都市ムンバイにはマンガロール料理のお店も見かけましたが、まだまだ聞き慣れないという方も多いのでは?!
ムンバイをアラビア海沿岸にずーっと南に下ったところに、マンガロールはあります。州は、Karnataka カルナータカ。
AROUND INDIAがアーユルヴェーダ・ヨガ・カラリパヤットゥを学んだ、ケララ州北部カヌールと近いです。大きなインドを地図で見たら、もう隣接していると言ってもいいくらい。
そのため、味が似ています。
マンガロールの情報は、マンガロール・セントラル駅の過ごしかた。町歩きとおいしいごはんや行列必至のフィッシュミールス「マチャリ Machali」をどうぞ。
「バンゲラズキッチン」は2018年1月にオープンしました。
JR有楽町駅すぐ、銀座インズのレストラン街にあります。
マンガロール人オーナーが選んだ、マンガロール人シェフが作る5つ星の味。
ランチは、
ディナーメニューを拝見すると、フィッシュフライなどは、魚の種類が選べるという充実度!
マンガロールやゴア付近でよく食べられる米粉の食感がおいしい魚フライも食べたいですね。
そして、AROUND INDIAがゴアで大ハマりしたパンが、バンゲラズキッチンでいただけるみたいなのです。
そのパンは、ぷくーっとふくらんでいて、ちぎると中の生地は黄色く、クミンが入っています。やさしい甘みがあるのにカレーにも合うという、はじめての味でした。インドのパンには珍しく、しっとりふっくらしていました。
そうそう、店内に手を洗うところがないので、手食ではなくカトラリーでいただくのがおすすめ。
インド打ち合わせを兼ねて、お邪魔してきました!
13時ということもあってか、食堂街は比較的静か。
通常は、ランチタイムもディナーメニューを注文できるそうです。
この日は、イベントの関係でランチメニューのみ。フィッシュターリを注文しました。
アラビア海に面したマンガロールは、シーフード料理が有名なのです。
バサのカレー→この日はサーモンのカレー、カサゴのフライ、ブラウンライス、サラダ、サンバル、サール、パパド、ピクルスのセット。
マンガロール現地の食堂でも注文したのはターリ(定食)だったので、一品一品の名前を認識せずにいただいちゃいましたが、ラッサムだと思っていたものは、マンガロールではサール saaru と呼ばれているのですね。
アーユルヴェーダ病院のあるカヌールと2~3時間ほどの距離でも、しっかり異文化だなぁと思いました。
ターリの、お米は日本では珍しいブラウンライスです!プリッとしたタイプではなく、粒よりなタイプです。
サラダは、小さなカトリに入っていて、混ぜておいしくいただける感じでした。
しっとりしたフィッシュフライが特に好きでした。
ランチドリンクは、+300円です。
伝統のドリンクで、夏場によく飲むというセサミジュースをいただきました。
マンガロールも、カヌール同様ラッシーは飲まないとのこと。
セサミジュースは、ゴマとココナッツの風味がしっかりきいていながら、ごくごく飲めるさらっと感。
インド版黒糖ジャガリーの優しい甘みがおいしいです。
他にもクミンティーという、クミン、黒胡椒、カルダモンのチャイもありました。
他ではいただけないメニューがいっぱいのバンゲラズキッチン。
みなさんも行ってみてくださいね。
ムンバイで打ち合わせしたときにマンガロール料理をご馳走になったので、今回は日本のマンガロール料理屋さんへインド人の社長さんをお連れしました。
二人ともセットターリにしました。カレーが二種類選べるので、彼はマトンマサラとロビア豆。わたしはカヌールのあるマラバール地方が好きなのでマラバールチキンとロビア豆。
二人ともロビア豆を選んだ理由は、シェフおすすめだったから。
食前にゴマジュース。社長さんは「はじめて飲んだ」とおっしゃってたので、前回シェフに教わったレシピを伝授。
ターリも大好評でした!
社長さんが、注文する前に「チャパティを何の粉で作っているのか」確認していたのがおもしろかったです。なぜなら「アレルギー」をお持ちなわけではなく、「消化しづらいから」というアーユルヴェーダ的な理由で聞いていたのです。
当たり前のように、消化がうまく進められるか感じる習慣をお持ちでした。
おいしく楽しく完食!!ご馳走さまでした。
一年ほど前に、お店の場所が、同じ建物内の別の場所に移転していて、前よりずっと広い店舗になっていました。
ミシュランガイドの、価格以上に満足できるレストランとしてビブグルマン Bib Gourmandに2年連続選ばれるという快挙。おめでとうございます!
人気店だけあって、店内はほぼ満席。予約してきてよかったです。
ディナーメニューを拝見すると、コース(6,800円より)はあるのですが、以前はあった定食/ターリは見当たりませんでした。
いろいろ食べたい派なので悲しいですが、ターリはランチで楽しむとしましょう。
以前よりさらに、魚・シーフードを楽しむスタイルに変化していました。旬の魚介は、おすすめの調理法と1g当たりの料金が書かれていて、お隣のテーブルでは、インド料理屋さんでは珍しく煙がもうもうと立ち上っていました。
AROUND INDIAは、竹に入ったビリヤニを食べたかったので、おすすめの”ぶり”12円/gを選択。
ビリヤニには200g使うそうです。
ビリヤニは、テーブルの上で竹から中身を取り出しくれます。お米は細長いバスマティライスでした。
マンガロールから電車で2時間ほど南に下ったところでは、小さいお米が使われています。お米が切り替わる地点はどこなんだろう?と興味が湧きました。
ゴアでハマったパンと同じものが食べられるということで、”マンガロールバンズ”を注文。
バンゲラズキッチンのマンガロールバンズは、優しい甘さ。色は黄色くなく、入っているスパイスもちょっと違いましたが、これはきっとターメリックを入れて黄色みを増やすとか、そういう作り手の好みの違い。
ゴアもマンガロールも、どっちもおいしい。
現地で食べるならSweet buns(スイートバンズ)と注文してみましょう。
ひとつ、パンではない部分が新鮮でした。ゴアでは、ポテトや豆のカレーやバジ、生の玉ねぎなどと合わせていましたが、こちらではサンバルとココナッツチャトゥニとの組み合わせでした。
アラビア海沿岸だけでも変化が浮かび上がってきます。北から南に向けて
他にもラムミントカレー、定番ごまジュース、そして最後にクミンのチャイを堪能しました。
今回は、インド系の会社に就職が決まった従姪と一緒に行ってきました。
これまでインドと関わってきた身としては、とってもうれしい報告でした。
日本では珍しいマンガロールパンズはやっぱり食べてみてほしいのでオーダー。
フィッシュラワは、バサというナマズ(Pangasius bocourti)にしました。
ナマズといってもクセは全くなくて、ふっくらした身に、衣のタワがカリッとしていて、最高の組み合わせでした。
カレーは2種。ラムミントカレーとクンダプールチキン。
ジーラライスをセレクト。
どっしりとした真鍮の器がかわいい。「卵形なのがおもしろいですね」とお伝えすると、「インド人スタッフに聞いても、どうして卵形なのかはっきりとした答えは返って来ないんです」とのこと。
ただ皆さん「縁起がいいものである」という点は共通しているとのことでした。
Hiranyagarbhaという金の卵から来ているのかなぁ?
写真は撮り忘れましたが、米粉で作るニールドーサも追加。もっちり、軽くておいしいです。
飲み物は、インドのクラフトビール、ゴマシェイクに、食後のチャイ。
お祝いなので、ちょっと贅沢にパフェでシメ。ミニサイズがあるのが気が利いてます。
このパフェ、ファルーダみたいな見た目ですが、名はGadbadと言います。
「どれもおいしい」と、大人になった従姪がとても喜んでくれて幸せでした。
第77回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞した『私たちが光と想うすべて』を鑑賞してから、ガンジーTのせつこさんとランチに行ってきました。
「やっぱりここでは魚が食べたくなるよね」ということで、フィッシュターリを選択。バナナバンズも食べたかったので、全部シェアしていろいろな味を楽しみました。ブレッドは、ニールドーサを選択。
締めは南インドコーヒーと、本日のデザート「ニンジンのハルワ」でした。
シェフは、AROUND INDIAが大好きなマンガロールの食堂のシェフとご友人なんですって。
また現地でも味わいたいなぁ。
名 称 | バンゲラズ キッチン Bangera’s Kitchen Facebook|食べログ |
電 話 | 03-3561-5516 |
時 間 | 11:00〜15:00 17:00〜23:00 |
定休日 | 銀座インズに準じる |
住所・地図 | 東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2、2F |
AROUND INDIAに掲載しているインド料理屋さんマップです!地名からお店情報を探してみてくださいね。