「ケララ秘伝 暮らしのアーユルヴェーダ」
伊藤武・田村ゆみ共著
マンガロール・セントラル駅の過ごしかた。町歩きとおいしいごはん|カルナタカ
マンガロール・セントラル駅
まずはお手洗い情報。
トイレは、1番ホームにありました。一回3ルピー。男性の小は無料だとか。
エレベーターもあるので、ホーム間の移動が楽です。
そのためなのか、赤シャツを着たポーターの姿は見かけませんでした。
日常使いのみなさんは、線路で移動。
線路を歩いてみたい人は、インドならOK。ただし郊外など本数が少ない駅で安全に試してくださいね。
インドは長距離列車が多いため、駅には食堂やスナック屋、本屋、キオスクのような売店などがあります。
ご当地メニューを見るのが楽しいです。
ケララ北部では見かけないトマトライスやレモンライスもありますね。
おいしいマンガロール料理をいただいて満腹だったことと、カンヌール(カヌール)までは2時間ほどと近かったので、チャイと水だけ購入。
おつりは、Chikki チッキというお菓子。
インドあるある:小さなおつりはお菓子に化けることが多い
電車は数時間遅れ、売り子さんは来ず。
おつりチッキや持っていたナッツなどを食べながら「食べ物買っておけばよかったなぁ」と思ったのでした。
インド旅のポイント:電車の遅れは日常。乗車前にエマージェンシーフードを買っておこう。
待合室・ウェイティングルーム
駅で過ごす場合、席のクラスに応じていくつか待合室があります。
- スリーパークラス(SL)以上の人が使える部屋
- 女性専用
- 有料など
一番混み合っているのは1です。
女性専用の待合室には、授乳室やシャワーが完備されていました。
肘掛けがあって椅子では横になれないので、みなさん床に寝ています。
電源も用意されているので充電もできます。
クロークルーム – 荷物を預けて身軽に過ごそう
時間がある場合は、荷物を預けるのがおすすめです。
インドの駅には、大体どこもクロークルーム(荷物預かり所)が用意されています。
CLOAKではなくCLOCKと書いてあることもあるので、見逃し注意!
セキュリティは厳しいです。
AROUND INDIAは空港から直接来ていて、荷物はセキュリティシールがついたままでしたが、預ける前にきちんと中身を見せなくてはいけませんでした。ちょっと面倒だけど、怖いものを預ける人がいないというのは安心です。
クロークに荷物を預ける手順:マンガロール・セントラル駅の場合
- クロークルームに預ける前に、荷物のスキャンが必要
駅舎入り口近くでスキャンする(インフォメーションセンター正面) - 荷物を受け取り、1番ホームを左へ進む
突き当りの少し手前にクロークルームがある - デスクで「荷物を預けたい」と伝え、列車のチケットとIDカード(パスポート)を渡す
- 受付票をもらい、向かいの部屋に自分で荷物をしまう
受け取り方
- クロークルームのデスクで、受付票を渡す
- 自分で荷物を持ち出す
控えの伝票(レシート)は荷物に付いています。
プリペイド制オートリキシャで出かけてみよう
駅から徒歩でも街歩きを楽しむことができますが、もしお目当てのレストランなどがある場合は、オートリキシャが便利です。
ちなみにAROUND INDIAは、駅からすぐのムタパン寺院と古いマーケットは徒歩で、人気の食堂 Machali のマンガロール定食や、名産品のカシューナッツ屋さん、カフェで仕事などはオートリキシャに乗りました。
こうしてマンガロール駅周辺で6時間楽しみました。
マンガロール駅からオートリキシャに乗る方法
オートリキシャは、駅を出て右手に進むとPrepaid Autorickshaw Counterがあります。
事前に料金が決まるので、ドライバーさんとの交渉は不要です。
- カウンターで行き先を告げる
- 行き先と金額を書いた伝票を渡される
- カウンターの人に、手数料2ルピーを支払う
- 伝票を受け取り、並んでいるリキシャの先頭のドライバーに渡して乗り込む
- 下車時、伝票に書かれている金額を支払う
オートリキシャで駅に戻る場合
マンガロールには、マンガロール・セントラル駅とマンガロール・ジャンクション駅の2つあります。
どちらの駅に戻りたいのか明確に伝えましょう。
それぞれ「セントラルステーション」「ジャンクションステーション」と伝えると良いそうですよ。
まとめ
インドは駅と町が離れていることも多いのですが、マンガロールセントラル駅はアクセスが良い場所にあります。
駅で荷物を預けて、おいしい食事や街歩き、ビーチ散策など楽しむのがおすすめ。
2~3時間でも楽しめます。