パンチャカルマ日記2008 vol.2:院長先生の診察とトリートメント内容

パンチャカルマ、はじまり、はじまり。

南インド・ケララ州のアーユルヴェーダ病院PVA Ayurvedic Hospitalでアーユルヴェーダを学びながら受ける浄化療法パンチャカルマ

わたしよりも滞在が短期だったり、重篤な方のトリートメントが優先だったので、わたしは授業を受けながら、他の人のトリートメントを覗かせてもらったりしながら順番を待っていました。

1ヶ月後ようやく病院にゆとりが出てきて、パンチャカルマ開始のお呼びがかかりました!

おすすめは、学ぶ→治療の流れ

ちょうど、アーユルヴェーダの基本理論やパンチャカルマについて学び、マッサージなど各種トリートメントの実習を終えたタイミング。
どんなトリートメントを処方され、どんな風にことを運び、どんな風に変化するのかなど、机上だった勉強が自分の身になるのです。とっても楽しみです!

後々、このタイミングでパンチャカルマが始まったのが最高だったと気づくのでした。

問診でじっくりヒアリング

アーユルヴェーダの特徴の一つは、問診がしっかりしていること。 年齢、視力、仕事、血圧、生理(塊の有無・量・痛みなど)、家族の病歴、自分の病歴/治療歴、現在の症状、消化、便、尿

インドに来る前、日本で問診を受けたとき、自分のことなのに気にせず過ごしてしまっていることばっかりで、すごくショックを受けました。
それからは、いつどんな風に何が起こったのか覚えるようにしてきたので、今回はちゃんと答えることができました。

アーユルヴェーダの診断というと、体質診断(ドーシャチェック、Dosha check)が浮かぶかもしれませんが、ドーシャチェックは、普通本格的な治療の現場である病院の診断には利用されません。

わたしのパンチャカルマの内容

2008パンチャカルマの処方箋わたしに処方されたパンチャカルマの内容と日数です。

この病院のパンチャカルマの最低日数は21日
心や体への負担を少なく、かつ一つの施術に変化が専念できるように、基本的に一日に受けるトリートメントは一つです。(目・鼻・耳の施術は、同時に行ってもOK。)
そして、次のトリートメントに入る前に、一日お休みを挟むのが基本です。

急激な変化は嫌いだから。じっくり、ゆっくり。

インドに来る前に、大量のアーユルヴェーダ薬の処方を受けて、既にとっても元気だったので、内服薬は処方されませんでした。今回のパンチャカルマは健康増進目的。アーユルヴェーダは、治療と健康増進、どちらも得意なのです。

名前 内容 日数
スネハパナ
Snehapanam
薬用ギーを飲む(澄ましバター、Ghee) 4日
ナヴァラキリ
Navarakizhi
薬用牛乳で煮込んだお米入り団子マッサージ 7日
ピリチリ
Pizhichil
薬用オイルを全身にかける(オイルバス) 7日
バスティ
Vasti
肛門から腸へ薬剤を注入する(浣腸 8日
タイラダーラ
Thailadhara
額にオイルを垂らす(日本では シロダーラ という名前でおなじみ) 7日
タルパナ
Tharpanam
目の周りに小麦粉で土手を作り、その中を薬用ギーで満たす 8日
ラクタモクシャ
Raktha moksha
瀉血、ヒルを使い汚れた血液を体外へ排出する 1日

ポイント

こちらでご紹介しているのは、あくまでわたしが処方されたパンチャカルマで、一例です。
アーユルヴェーダは完全に個人が対象。患者さん一人ひとり、年齢も体質も症状も消化力も違うので、処方される日数も施術内容もお薬も一人ひとり違うのです。お医者さんによっても違うのです。

あなただけのパンチャカルマ。今のわたしだけのパンチャカルマ。

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アラウンドインディア 田村ゆみ。日本とインドを行き来しながら、暮らしに取り入れるアーユルヴェーダや元気の知恵を探っています。

インド政府認定アーユルヴェーダ・パンチャカルマセラピスト。ケララ伝統武術カラリパヤットゥ・セラピスト。元インド号編集長。ケララ州のアーユルヴェーダ病院PVA Ayurveda Japan日本代表。著書『暮らしのアーユルヴェーダ』

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