アーユルヴェーダ病院 を覗いてみよう!PVA Ayurvedic Hospital:その1

インドの アーユルヴェーダ病院 てどんなところ?

インドは、アーユルヴェーダ発祥の地です。
インドの中でも、南インド・ケララ州は、アーユルヴェーダが当たり前のように日常に根付いている土地。

昔のPVA Ayurvedic Hospital

こちらはPVA Ayurvedic Hospitalという、AROUND INDIA代表の田村ゆみが通ったアーユルヴェーダの総合病院です。

何科・何科と分かれているのではなく、外傷・内臓疾患・妊娠・精神的な悩みなど、あらゆる不調の相談にやって来ます。
院長のDr Abdurahman Poilan(AROUND INDIAサイト内では、ドクターの愛称で登場します)は、とってもお話し好きな方なので、一人一人の患者さんにかかる時間が長めです。

でも、アーユルヴェーダでは問診がとても大切。だからどこの病院でも同じようなものだと思っていたら、人に聞くと、意外に話を聞いてくれないところもあるようで驚いています。

写真左から、お薬を探す院長。ヒルを使って悪い血液を取り除く治療( ラクタモクシャ )をするドクター。わたしのトリートメントを始める前のセラピストたち。
そして病院の待合室。マラヤラム語と英語の新聞や雑誌が置いてありました。ケララ州の識字率はインドの中で一番高く90%を超えます

ケララ州のアーユルヴェーダ病院の患者さん母子

診察時は、問診だけでなく、患者さんの足取りや話し方など、あらゆるものをヒントにして行われます。
患者さんの年齢も幅広く、赤ちゃんからお年寄りまでやってきます。
一家総出でやってくる方もいれば、友達と来る若者もよく見る光景。付き添いがいることが多いです。高校生くらいの男の子が友達と2人で仲良く診察室に入ってくるなんて、日本ではあまり見られない光景ですよね。
アーユルヴェーダ病院内の薬局

相談内容は、軽い不調から進行していて手の施しようがない状態の方、腰や膝などの痛み、アトピーなどの皮膚疾患、定期検診、精神疾患など、さまざまです。

当時の病院は、入院患者は数名。ほとんどは通いでした。

ケララ州のアーユルヴェーダ病院の受付と患者さん

病院内に、トリートメントルーム、井戸、お薬を作る部屋、薪を割る場所、授業を受ける部屋、住み込みセラピストたちの部屋などがありました。

診療の流れ

  1. ドクターの診察を受ける
  2. (必要に応じて)セラピストの治療を受ける
  3. お薬の処方をいただく
  4. 院内の薬局で受け取る
  5. 受付でお金を支払う
  6. 薬の在庫がなかった場合、外部の薬局で処方箋を渡して購入する

病院で働く人々

まず院長先生、その下に数名のドクターが在籍しています。
学校を卒業したばかりで、インターンとして働くドクターもいました。
男女セラピストや、お薬を作る先生が住み込みで働いていたり、毎日自宅から通う受付の人がいました。ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教が入り混じっていました。

PVA Ayurvedic HospitalのセラピストとAROUND INDIA田村ゆみ

わたしにとっては、アーユルヴェーダを学ぶ環境として最高の場所でした。
スクールやリゾートなどではなく、病院だったため、実際の患者さんと触れあい変化をみることができました。

習ったことをすぐに実践する場があって、実践しているセラピストたちの姿を見たり、患者さんの生の声を聞くことができました。
習ったトリートメントがどういうものなのか、自分でパンチャカルマ治療を受けることで実感することができました。念願の一人の先生につきっきりでヨガを習いたいと希望も叶いました。お薬の材料を知り、作る方を教えてもらうこともできました。
あらゆる角度で、アーユルヴェーダを体験として入れることができた、幸せな時間でした。

病院の様子は、2008年当時のものです。現在はカヌール中心部から30分程の景色の良い場所へ移転し、宿泊設備を備えた施設になりました。
2015年・2017年の様子はこちら≫ アーユルヴェーダ病院 を覗いてみよう!PVA Ayurvedic Hospital:その1

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YUMI TAMURA

アラウンドインディア 田村ゆみ。日本とインドを行き来しながら、暮らしに取り入れるアーユルヴェーダや元気の知恵を探っています。

インド政府認定アーユルヴェーダ・パンチャカルマセラピスト。ケララ伝統武術カラリパヤットゥ・セラピスト。元インド号編集長。ケララ州のアーユルヴェーダ病院PVA Ayurveda Japan日本代表。著書『暮らしのアーユルヴェーダ』

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