パンチャカルマ日記2008 vol.4:ギーを飲む スネハパナ2〜4日目

ギー2日目

朝起きると、人生で体験したことがないくらい体がだるくなっていました。
心臓はバクバク、動悸しています。
手にも足にも力が入らず、歯磨きをしにバスルームへ行ったのですが(部屋の向かい)、歯ブラシさえ重くて、手を持ち上げているのも大変。壁の支えなしで立っていることもできません。

こんなの初めて。これまでの「ダルい」の認識が一変。。
ひょっとしたら、これまで「ダルい」と言っていた人も、もしかしたら、ここまでキツイ状態だったのかもしれないなんて考えていました。

ふぅふぅ言いながら出かける準備をして、食べずに終わったお粥(重くてたまりません)を抱えて、病院へ。
歩いてたった2~3分の、いつもならどうってことのない距離が、果てしなく遠い道のりに感じます。小道を牛が塞いでいようが構っていられません。どいてー。

小道を抜けると、出勤してきた院長先生と遭遇。100メートルにも満たない距離を、車で乗せていってもらいました。

そのまま診療室へ。
診察台に横になり「お腹が空かず、結局何も食べなかった。まだお腹が空いていない。」と状況を伝えると「今はもう消化はちゃんと終わっているから」と、グラス一杯の重湯を渡されました。

こんなにも、おいしいものがあるの!?

感動するくらい、重湯がおいしく感じました。
空腹は最高の調味料って本当ですね。

そのまま診察台の上で、1時間ほど眠りました。

目覚めたときは、腹ペコでした。
キッチンへ行き、院長先生と一緒にお粥をいただきました。味つけの無い白米のお粥にレモンと塩を付けながら。

今日はギーを飲む(スネハパナ)のは止めることになり、リラックスして過ごすことになりました。

ギー3日目

5時起床。今日は、体が軽く、すこぶる調子がいいです!
7:30ごろ、ギーを飲みに病院へ。
今日は目隠しをやめてもらいました。ギーの香りがきつく感じるようになっていたので、見えないとより香りを感じてしまうのです。

気合を入れて一気飲み!よく溶けていて、飲みやすかったです。

学校を卒業しヒマラヤ方面へ旅に出る友人のお見送りをしに、カヌール駅へ行きました。
長距離歩いたり、人混みの中にいると、治療中なのでやっぱり疲れます。

下痢になりました。

ギー4日目

6:30起床。すっごくお腹が空いています。
ギーは消化の火(アグニ Agni)を強めると習って、油なのに意外だと思っていましたが、本当にそうでした。

3回目になり、今日は一気にギーを飲む!と意気込んでみましたが、ちょっとオエッとなってしまいました。

ギーの気持ち悪さを楽にする方法

ギーの匂い対策

飲んだ後、体内から上がってくるギーの香りが気持ち悪いので、ゲップをする時の緩和方法を2つ。

  • 鼻をつまむ
  • 口を閉じた状態でゲップして、口の端を少しだけ開けて、横に匂いを逃す

早く消化するようにする

  • ジンジャーティをちびちび飲んで、飲みきってから30分後にまた飲むというペースを繰り返す
  • のんびり過ごすことをおすすめされますが、動いている方が消化が早いからと、いつも通り動いて過ごす人も

同居人のみんなが、おいしそうにごはんを食べているのを見ると、早く仲間入りしたくてたまりません。

わたしもお腹が空いたので、シャワーを浴びて、病院にお粥を食べに行きました。
ご飯が食べられるということを、猛烈に感謝しています。とてもおいしい!

近所の教会へ行ってみました。
サンダルを脱いで、ひんやりとした床の上に裸足で上がります。とってもインドな感じです。

夕飯もお粥。ギーを消化するスピードがどんどん早まっています。
皮膚は、ぷにっとオイルっぽくなりニキビが出てきました。
ギーの油分が体に行き渡った合図です!

院長先生に報告すると、無事、ギーの行程(スネハパナ)終了となりました!
明日から飲まなくていいなんて幸せ

YUMI TAMURA

アラウンドインディア 田村ゆみ。日本とインドを行き来しながら、暮らしに取り入れるアーユルヴェーダや元気の知恵を探っています。

インド政府認定アーユルヴェーダ・パンチャカルマセラピスト。ケララ伝統武術カラリパヤットゥ・セラピスト。元インド号編集長。ケララ州のアーユルヴェーダ病院PVA Ayurveda Japan日本代表。著書『暮らしのアーユルヴェーダ』

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