『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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アーユルヴェーダが根付くインド諸国には、家庭ごとにさまざまなケア方法があります。
西洋医学を利用している家庭でも、料理はカレーなどスパイスやハーブを使ったものなので、だいたい何かしらの家庭療法が活用されています。
今回は、鎌倉市「大船」駅近くにある、インド食材店ザッフランの店主カビールさんのお宅の家庭療法を教えていただきました。
まずは、おなじみの風邪からいきましょう。
カビールさんは、スパイス(シナモン、ベイリーフ、生姜、カルダモン、クローブ)を煮出したお茶を飲みます。
ここでいうベイリーフは、シナモンの葉っぱを指します。
日常のケアとしては、就寝前に、カルダモンの種やクローブを食べるのだそうです。
快適な便通のためにしている習慣は、朝空腹時に、バジルシードとオオバコを水に浸けたものを飲むこと。
味付けはなし。
「砂糖とか塩とか、なるべく使わないよ」とおっしゃるカビールさん。
素材の味を味わうように心がけているんですって。
デーツ(乾燥なつめやし)も毎日食べています。
ポイントは、食べる前に必ず洗うこと!
「フルーツも洗って食べるでしょう?」
たしかに日本ではすぐ食べられるようにパッケージされているものですが、インドではスパイスを洗うように主婦たちからも言われました。販売スタイルがちがうから、習慣もちがうのですね。
インド食材店で購入する場合は、洗った方がよさそうです。
ザッフランでお買い物をしてから、自然派料理人きよちゃんとインド料理を作りました。
翌朝、バジルシード&オオバコドリンク作ってみました。
味付けなしでも全然いけるものですね。
いや、いけるというより、むしろAROUND INDIAは好きでした。
カビールさんの家庭療法、ためしてみてくださいね。
大船近辺でスパイスが欲しくなったときは、ザッフランへどうぞ!
AROUND INDIAに掲載しているインド料理屋さんマップです!地名からお店情報を探してみてくださいね。