『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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インドに何を持っていく?シリーズ。
前回までの記事は、こちらからどうぞ≫インドに何を持っていく?” の検索結果 | AROUND INDIA アラウンドインディア
今回は5月〜7月、雨季で観光には不人気のシーズン。
南インド・ケララ州の病院での約2ヶ月の旅です。
AROUND INDIAがインド旅で気をつけている服装のポイントは以下の通り。
インド旅では、ホテルや町によって気軽に利用できるランドリーサービスがあります。
でも「一泊しかしない」「ホテルにランドリーサービスがない」「ホテルのランドリーサービスが高級」「ランドリーに出すほどではない」など、手洗いしたい場面も多いはず。
手洗いは脱水が甘くなり、特に雨季は全然乾かないので、乾きやすい服が便利。
ヨーロッパほどの広さがあるインド!南インドから北のヒマラヤへ電車で向かう友人は、到着が3日後なんてことも!
そんな長時間の移動でも、快適に過ごせる服があると便利です。
楽な服があれば、ヨガをしたくなったときなどにも使えますね。
トイレットペーパーではなく、水+手で洗浄するのが一般的なインド。
トイレの床が水浸しなんてことも多いです。ワイドパンツは床に裾がつきやすいので、注意が必要。裾にゴムが入っているものだと楽です。
汚れる状況、たとえばアーユルヴェーダマッサージを受ける場合、シャワー設備がなくオイルを拭き取っただけで洋服を着ることもあります。マッサージを習う、料理を習うというときも、汚れてもいい服装があるといいですね。
雨季は、赤土の泥水が服に跳ねて困っている外国人も多いです。
お寺の参拝、結婚式、高級店でのごはんなど、時折きちんとした服が必要になります。お寺によってはカジュアル服は参拝NGのところも。
保守的なイスラム教徒の地域に住んでいる友人は、ショールをしていてもTシャツ+長ズボンという服装はNGだから、インド服できちんとしたものを身につけるようにお願いされました。
ランドリーサービスに出せない場合、コットンのインド服などアイロンをかけないといけない服ばかりだと困ってしまいます。気軽なTシャツとパンツがあると便利。
インド=暑い国というイメージが強いですが、南インドでも、高原、雨季、冷房(レストラン・ホテル・電車・バス)など涼しい〜寒いときもあります。
軽く羽織れるものは必須!カーディガン、薄手のダウン、フリースもいいですね。
AROUND INDIAは、インド服(チュリダー、サリー)、Tシャツ、長袖Tシャツ、楽なロングパンツ、毛糸の靴下、薄手のカーディガンなどを持っていきます。
インド旅の必須アイテム!
女性の場合、特に役立つ機会が多いです。たとえば、
他にも、くるくる丸めて枕代わりにしたり、布団が足りないときはブランケット代わりに。
ベッドなど寝床の汚れが気になるときなどはシーツとして。
壊れ物を買ったときに保護のために包む。緊急時にはサブバッグに。
濡れたらタオルとして。
飛行機で、隣席の子供が高熱で震えていたとき、タクシーで同乗者が冷房で辛そうにしているときも保温に役立ちました。
ドゥパタ Dupattaは、幅広で丈が長い。インド女性がよく身につけているチュニックとパンツのときにセットで使います。
ストール Stoleは、丈が短め。洋服にも合わせやすいものを指すことが多いです。
素材は、肌当たりの良い、柔らかいコットンがおすすめ。冬はウール系もあると便利。
簡単に手洗いもできて、乾きやすく、シワになりにくい、シワや汚れが目立たないものがあるとかなり使えること間違いなし。
各地にあるfabindia(ファブインディア)には色・サイズ・素材共、豊富な品揃えです。
AROUND INDIAは、タオル、ルンギ、ガムチャなどとして売っているオーガニックコットンの布をよく使います。
インドは、基本サンダル履きでOKです。
お寺やお店など、脱ぐ機会も多いです。
お寺では敷地内すべて履物NGのことも多いので、大地を裸足で歩くこともあります。
大勢集まっているところや雨季に、踏み潰されたり、片方だけ遠くに飛んでいってることもあります。湿度の多い地域では、革製だとすぐカビてしまうので、高級な靴はおすすめしません。
スポーツサンダルを履いて行って、現地ではビーチサンダルを多用しています。
AROUND INDIAの履き物選びのポイント
TevaのSanborn Universalと、Reefのビーチサンダルを持っていきました。
Tevaは靴底も全て黒のものを愛用。赤土の汚れがつきづらいです。
山登りもできるし、川や砂利の道も歩ける。
ストラップで調節できるので、厚い靴下を履いた時もフィット!飛行機でむくんだって大丈夫です。
ビーチサンダルもあると便利です。バスルームやビーチに行く時も大活躍。
マッサージ後はオイルや薬草などがつくので、洗いやすいビーチサンダルが重宝します。
Reefのビーチサンダルは、ゴムがやわらかくて、たくさん動いても靴擦れができたことがありません。
ビーチサンダルは激しい動きを重ねていたら壊れてしちゃったので、現地でサンダルを買いました。日本でも人気のcrocsも売っています。
雨季で足がすごく冷えたとき、ウールの靴下を履いたら濡れた足をも即座に温める強力なパワーがありました。それ以来、床が冷える宿、バス移動など大活躍!
足首の締め付けが少ないものを選ぶと、眠る時も履けます。
今回は雨季なので、折り畳み傘とレインスカートを持っていきました。
強力な雨を防ぐレインコートもおすすめ。
傘は強烈な日差しよけにもなります。AROUND INDIAは、軽くて丈夫なモンベルの折りたたみ傘を何年も愛用しています。ケララの人々からも「軽くて小さくていいね」と人気でした。
レインスカートは、濡れたところに座ったり、荷物を置くときにシートがわりに使ったり。コンパクトだし洗えるのでかなり便利です。傘を持っていない人に貸すこともありました。
防水の袋も用意しています。電子機器や本など水に濡らしたくないものを入れます。
AROUND INDIAは、アーユルヴェーダオイルや壊れ物など、運びたいものがたくさんあるので、大きいスーツケースを持っていきます。
大きいスーツケースは、たくさん詰められる分、重量オーバーになりがち。
多くの航空会社が定める最大サイズ。3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内
JALは、大きくてもOK!最大サイズ 3辺(縦・横・高さ)の和が203cm以下
重さと丈夫さのバランス。
SIMフリーのiphone 11 pro max。
一番うれしいポイントは、ウォータープルーフ!バケツをひっくり返したようなモンスーンの大雨でも大丈夫でした。
必携!インド人も利用者多いです。
「Google mapを使っていたら、目的地に到着する前に電池が足りなくなった!」
「写真や動画を撮影していたら、肝心な場面で電池がなくなった!」
「停電で充電できない!」
「ライトを使おうとしたら、電池が残っていなかった!」
などなど、充電が重要な旅行者でも動じずに済みます。
複数台を同時に充電できるものや、超高速充電できるもの。携帯性に特化したものなど、選択肢はさまざま。
mAhが、バッテリー容量。
何回充電できるか?という目安になります。おすすめは2回はできるもの。iphoneの場合 8,000mAh。
Aは、出力。
2A以上なら、スマホだけでなくタブレットも充電でき、充電スピードも早いです。
ちょっと重いですが、急速充電できるので便利。コンセントと比べて短時間で充電できます。
iPhoneを数回充電できる容量があるので、長距離移動中も、人が困っているときに貸してもまだ余裕。
AROUND INDIAは、仕事上パソコンが欠かせません。
カメラからの写真の取り込み、メールやインターネットでの情報収集、データの記録、情報の発信などなど。
今回すごく役に立ったのがiPad mini。授業のノートは、途中からiPadにしました。
文字サイズを大きくしたり、その場でノート上に写真を取り込んだりできて、すごく便利でした。
軽量にするためにキーボードはつけていきませんでしたが、たくさん文字を入力する場合はあった方が便利です。
Macとノートを同期するようにして、たくさん入力するときはMac、手書きと参照する場合はiPadで行いました。
写真データのバックアップにもっていきました。
道が舗装されていないことも多いので耐衝撃性があるもの、雨季や熱波があるのでとにかく強いものがおすすめです。
インドでは、いろんな形のコンセントが利用されています。
なかには日本のプラグをそのまま差し込めるコンセントもあります(写真参照、形状が差し込めても機器が電圧が対応していないとダメですよ)。
電圧が日本より高い(220~240V)ので、コンセントを抜き差しするときは横のスイッチをオフにしましょう。
変換アダプターが必要なコンセントも多いので、その場合は変換アダプターが必要です。
あらゆるものに対応するタイプでなければ、現地の電気屋さんで結構買えます。
延長コードもあると便利。AROUND INDIAは海外対応のコンセント4こに、USB Aが2このものを愛用しています。日本での出張時にも愛用。ただし、病院のコンセントの位置が上にあったので、次回は延長コードも用意します。
インドは、風景・人・ものなど、撮りたくなるものが溢れた国。
ただし、舗装されていない道・ほこり・温度など、カメラにとっては厳しい環境でもあります。
AROUND INDIAは、これまで二度ほど故障しているので、念のためiphoneのカメラも控えに。と思ったら、カメラがすぐに壊れてしまい、修理できるお店は片道約2時間向こう。帰国までに返却されるかどうか怪しかったので、日本で修理に出すことに。
雨でも、アーユルヴェーダオイルがついても大丈夫で、写真の共有もしやすいiPhoneが大活躍してくれました。
メモリーカードは、複数用意していきました。
カメラだけでなく、映画をダウンロードしてもらったり、カメラ屋さんに渡して現像してもらったり、写真データを共有するなどにも便利です。
わたしはアーユルヴェーダが大好きなので、日本でもインドのものを使うことが多いです。
関連記事:オイルマッサージと相性ぴったり!ハーブ粉シャンプー「ミーラ Meera」
日本でも人気のDoveやロレアルも、スーパーマーケットなどで気軽に買えます。
現地の人たちは、体を洗うのにボディーシャンプーより固形石鹸を使うことが多いです。
アーユルヴェーダ石鹸もよりどりみどりなので、現地でお気に入りを探してみても。
短期で旅行に出る時や、インドで手に入らないものなどを持っていく時は、無印良品の空き容器に詰め替えて行くと便利です。
丈夫で、漏れたことがありません。
飛行機で荷物が紛失した場合に備えて、小さな容器に数日分入れて手荷物にしています。
現地で購入した手織りタオルなどを使っています。薄手で乾きやすく吸収率が高いものがおすすめ。
今回は病院にもホテルにもタオルが用意されていたので、自分のタオルは肌掛けなどに活用しました。
20年ほど前、働いていた友人がおすすめしてくれたL.L.Beanのもの。
丈夫で、ボトルを立てて収納でき、洗面台にかけて置いておけるので便利。汚れたら洗えます。
AROUND INDIAはミディアムサイズを利用しています。4年ほど前に買い替えたら、内部のビニール部分が既に劣化してきました。全然使えるけど、ちょっとかなしい。
簡単な洗濯は、アーユルヴェーダの固形石鹸で洗っちゃいます。普通の洗剤の小さいサイズもいっぱい売っています。
下着以外はランドリーサービスを利用しました。
雨季だったので、生乾きの時や、コットンの服のために、定期的にアイロンを使いました。
手洗いする場合、皮膚が弱い方は、袖の長いゴム手袋の持参がおすすめです。
AROUND INDIAは、大量の梱包材を持っていきます。
漏れそうなものは、蓋をテープでしっかり閉じ、新聞や布など吸い込む素材で包んで、ジップロックに入れます。その上でステンレスなどのボックスや、購入した鍋類などで保護。
万が一漏れてしまった場合に、被害を最小限にするため、大切なものは衣類圧縮袋や防水袋に入れて保護します。
ベジタリアンでも食べられるものにすると、人を選ばずに渡すことができます。
お酒、緑茶、チョコ、キャラメル、くるみっこ、鳩サブレー、ヨックモックなどを持っていきます。
持って行くのは、筆記具、はさみ、フルーツをカットするのにも便利な折りたたみナイフ、以前インドで買ったメジャー、マスキングテープ、封筒など。
刃物は飛行機に乗る時、必ず預け入れ荷物に入れてくださいね。手持ちにすると没収されるだけでなく、記録に残ってしまいます。
今回の帰国時の荷物は65kgくらい。
本を100冊ほど購入したので、現地から段ボール4個郵送しました。
行きのデリーからケーララの国内線と、帰りのデリーから東京への国際線のふたつ、事前に超過荷物分を支払いました。
たくさん荷物があるときは、「インド相談室:荷物をたくさん持ち帰りたいです。何かいい方法はありませんか? – AROUND INDIA アラウンドインディア 」も参考にしてくださいね。
Enjoy India! 良い旅を!