テイヤムとは?
アーユルヴェーダ・ヨガ・カラリパヤットゥマッサージを学んだ、南インド・ケーララ(ケララ)州カンヌール(カヌール)という場所には、テイヤムという珍しいお祭があります。
テイヤムとは?
南インド・ケーララ(ケララ)州北部のお祭。Theyyam タイヤム、テッヤム、テイヤッタムなどとも呼ばれる。数百もの神が存在し、代々受け継ぐ者たちが自らに神をおろし踊りや祈りを捧げる。毎年11〜3月になると、大小さまざまなお寺で祭事が執り行われ賑わいを見せる。
カンヌール(カヌール)と北に位置するカーサルゴード地区を中心に、各地のお寺でテイヤムが催されます。
インドでは、乾季に行われるお祭が多く、テイヤムは11月〜3月が最も盛んです。
雨季に行われる唯一のテイヤム
2017年、カンヌール(カヌール)に着くのは5月末。もうテイヤムは見られないものと思っていたら、一つだけ雨季の5月に行われるテイヤムがあるとのことで行ってきました!(ムタパンというテイヤムのみ、Parassini Kadavというお寺で通年見られます 詳しくはこちら≫)
毎年ずぶ濡れになるのが特徴だと聞いていたのですが、この日は運良く雨季の晴れ間。
アーユルヴェーダ病院でパンチャカルマ 療法を受けている途中だったので、濡れるのはあまり好ましくないので助かりました。
でも!ものすごい熱気で、倒れて運ばれた人もいるほど。
汗で、結局ずぶ濡れになりました。笑
お寺の近くに車を駐めようとしたのですが、路駐でぎっしり。もうどこにも駐められない状態。
とにかく、人・人・人!
日本のお祭のように屋台は出ていませんが、物売りも少々。
インドでも人気のドラえもん発見!このドラえもんのクオリティは高いです!


お寺の中に入るとそこには更に多くの人が!
まずは、全体を見渡せるところにお邪魔しました。
満員電車のようです。


地元で愛されるテイヤムの神さまたち
5−6種類の神さま。メインはバガヴァティ(Bhagavathi)です。
バガヴァティにも種類がいろいろあって、こちらの神さまは天に向かって高くそびえる髪の毛が特徴的。


ドコドコと音がして、男性たちが「ゴービンダ!ゴービンダ!」と掛け声をかけると、徐々に神さまが動き出し、割れた人波の間を駆け抜けます。(最後に動画があります≫)
数体の神さまがいらして、それぞれの元にみんなが列をなし、お布施を渡して祝福をいただきます。
特別なメッセージを受け取ることも。
地元の人を見習って、前もってハンカチなどにいくらかお金を包んで持っておくなどすると便利です。





神さまから人間へ
テイヤムが終わり、神さまから人間に戻ります。和気あいあい。


お寺に参拝
観覧していた人々は、プラサーダ(お下がり)をいただいたり、お寺に参拝します。



車を出してくださったTravel Kannur関係者のヨガマスターとご一緒したジャーナリストさん。
アーユルヴェーダ病院に到着するころには暗くなっていました。
テイヤム大満喫しました!