イスラム教徒の家庭料理キチュラーを作ってみました!

キチュラーキットを発見!

先日ムンバイで食べたキチュラーを家で作れるキットを見つけました。買ったお店は、横浜のインド食材店AGMトレーディングです。

横浜のインド食材店AGMトレーディングのKichra

Wikipediaに、キチュラーはHaleem(ハリーム)の一種と書いてあって、同じもののように勝手に思い込んでいましたが、お店の方は「ハリームみたいなもの」という表現をされていました。

Haleem – Wikipediaを参照すると、ハリームにはいくつものバリエーションがあって、中でも有名なのがトルコ・アゼルバイジャン・北イラクのkeşkek、アラブ諸国とアルメニアのHareesa、パキスタンとインドのKichra、インドの中でもハイデラバードのHyderabadi Haleemと書いてありました。

キチュラーを作ってみましょう!

キチュラーキットの外箱と中身

麦、豆、米のミックス
キチュラーの材料と作り方箱の中には、袋が2つ入っていて、大きい方は豆と穀物。小さい方はスパイスミックスでした。これで300円ちょっとなのでお得です♩

外箱のレシピに沿って作ってみましょう。

チキンかマトンと書いてありますが、ムンバイで食べたビーフにしました。いろんな部位が入ったほうがおいしそうなので、塊肉、細切れ肉。骨の代わりに牛脂。かなり適当ですみません。

「豆や雑穀は、洗って1時間水に浸す」
という表記に気づいたのは調理開始1時間前のこと!危なかったです。

結構な量なので、大鍋で作るのがおすすめです。
おおまなかな流れは、オイルを入れ、そこにお肉、にんにく、生姜、スパイスミックスを入れて炒めます。

スパイスミックスを入れると、強い味がしました。
煮込むうちに気にならなくなっていきましたが、No Preservative、No Artificial Food colorと書いてあったものの、若干何か入っていそうです。

Kichraミックスを取り扱っているティラキタさんの日本語表記を参照してみましょう。あ、家庭で使われない材料入ってますね。

【原材料名】小麦粉、レンズ豆パルプ、米、塩、チリ、パプリカ、ターメリック、カロム、ガーリック、コリアンダー、ブラッククミン、ニゲラシード、スターアニスシード、クミン、ブラウンカルダモン、クローブ、しょうが、ベイリーフ、クエン酸、マルトデキストリン、加水分解大豆タンパク、ケインシュガー、キャノーラ油、二酸化ケイ素

続いて浸した穀物類とたっぷりの水を入れて3~4時間じっくり柔らかくなるまで煮込みます。最後にミントの葉っぱを入れて、上げ玉ねぎを乗せたら完成。

食べてみましょう!

完成したキチュラー

箱のイメージ図は黄色だったのですが、出来上がりは茶色になりました。穀物類が入っているので、本当はライスは要らないのですが、カレーのように食べてみました。

ムンバイのお店で食べたキチュラーと比べると、こちらの方がずっとスパイシーで辛かったです。穀物類の形が残っていて、しっかりとした食感。生玉ねぎを小さく切りながら、少しずつ混ぜて食べるとよく合います。翌朝になると、全体になじんで食感が優しくなってもっと食べやすかったです。

試食してもらった感想は、「(ごはんやチャパティ無しで食べたら)かなり辛かった」「おいしい!」「カレーみたいだね」でした。

ムンバイのキチュラーとは別物

この写真を見た北インドの友人から「これはパキスタンのキチュラーじゃない?!」と言われ、箱を確認すると確かにパキスタンと書いてありました。

ケララの友人に聞いてみると、ケララ州ではAleesa(Alisa)と呼ぶそうで、Aleesaの写真を見せてもらったらスイーツのパヤッサム(payassam、ライスプディング)のように白くて、レーズンがトッピングされていました!これで同じものだなんて!!

pin

Aleesaは、ちょっと塩味で、主な材料は、小麦、小麦粉、骨付きマトン、ギー、玉ねぎ、レーズン、塩だそう。
「(ケララで)食べていたと思うよー」と言われてビックリしました。

ケララでは家庭料理で、お店では食べられないと思うとのことでした。
彼が今いるドバイでは、レストランでも食べられるそうです。

名前が違い、見た目も違う。
別物だと思っていたけど実は同じっていうものが、インド近辺にたくさんたくさんありそうです。
一期一会で楽しむとしましょう。


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YUMI TAMURA

Ayurveda panchakarma therapist

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