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インドの伝統医学の側面からみる予防法
2020年1月29日、インド伝統医学省AYUSHより、コロナウィルスに対するアーユルヴェーダやその他の伝統医学による予防策が発表されました。原文は、Advisory to recess the symptoms of respiratory tract in possible Corona virus infected cases|Government of Indiaでどうぞ。
紹介されているのは、あくまで予防のためで、治療法ではありませんのでご注意くださいね。
日本にいる私たちでも、日常でできるヒントがありますのでご紹介します!
もし、インドで「感染したかも?!」と思ったら‥
ちょっとその前に、もし感染したかも?と思った場合のアクションです。
2月2日現在、インドでの感染は1例のみで、広がりは見られないようです。
India touts traditional remedies to combat new coronavirus | The Japan Timesによると、AYUSHは「感染したかも」と思ったときは、“wear a mask and contact your nearest hospital immediately. マスクをして、最寄りの病院に連絡してください”と伝えているとのこと。
わたしたち外国人の場合は、病院に向かう前に、大使館や領事館、加入している海外旅行保険会社に連絡してみましょう。
滞在先を管轄している大使館や総領事館の連絡先は、外務省のたびレジに登録しておくと、メールで届きます。今回のような場合、旅程をきちんと登録しておくことで、訪問先の安全情報を得やすく、緊急時の連絡も取りやすくなります。
それでは、AYUSH省が予防としておすすめしている方法を見てみましょう。
すべてを行うのではなく、フォローしている医学の予防策を参照してみてくださいね。
記事の最後で、AROUND INDIAがやりやすいと思った方法をピックアップしてご紹介します。
アーユルヴェーダの予防法
- Shadang Paniyaは、Musta、Parpat / parpata、Usheer / ushira、Chandan、Udeechya、Nagarという6種類の原料を煎じて作ったもの。
作り方は、1リットルの水に10gのパウダーを入れ、半量まで煮詰める。喉が乾いたら飲む。 - 免疫系疾患用の薬による予防
健康的な食事とライフスタイルの実践を通して、免疫システムを強化する方法をとること- Agastya Haritaki 5gを、一日2回ぬるま湯で飲む
- Samshamani Vati 500mgを、一日2回飲む
- Trikatu トリカツ(Pippali 長胡椒、Marich 黒胡椒、Shunthi 生姜) パウダー5gと、Tulasi バジル3〜5枚を1リットルの水に入れ、500mlまで煮詰める。
ボトルに保存し、適宜ちびちびと飲む。
トゥルシティーは、AROUND INDIAオンラインストアでも、お求めいただけます。
ホメオパシーの予防法
- コロナウイルス予防薬として、Arsenicum album30がおすすめされています。
ホメオパシーは、異議を唱える意見も多いようです。
Homeopathic drug ‘Arsenicum album 30’ can’t prevent Coronavirus infection, as claimed by AYUSH ministry | Deccan Herald
ユナニ医学の予防法
- Behidana (Cydonia Oblonga、マルメロ) 3g, Unnab Zizyphus (Jujube Linn) 5個、Sapistan (Cordia Myxa Linn) 7個を、1リットルの水に入れ半量まで煮詰める。ボトルに保存し、適宜ちびちびと飲む。
- 免疫力強化のために、一日1回Khamira Marwareed 3-5 g摂るのもよいでしょう
日本で取り入れやすい方法
AROUND INDIAが上記で紹介されていた予防法からピックアップしたのは、次の3つ。
日本でも簡単にできるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
- 健康的な食事とライフスタイル。
バランスよく、食べすぎず、よく寝て、よく動いて、よく出す。リラックス。 - 日本でも手に入れやすいTrikatu トリカツと Tulasi バジルのお茶を飲む
- 朝、オイルを点鼻する