
『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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インドの食器や調理器具には、かなりの割合でシールが貼られています。
会社やブランドシールや値札……。せめて底面に貼ってもらえたらうれしいのですが、食材を載せる側に貼ってあるのです。
厄介なことに、なかなか粘着力は強力。
ベタベタや跡がうまく取れないことが多く「きっと使っていればそのうち取れるだろう」という期待はやがて静かに消えていきます。
製造元に確認してみると、以下の回答がありました。
シール剥がしのようなもので簡単に取れるよ
ということで、試してみましたが全然はがれません。
金だわしで、ゴシゴシこすれば取れそうですが傷がついてしまいます。
他の会社に確認しました。
ネイルリムーバーで簡単に剥がせますよ
ツルツルしたシールが剥がれました!
勢いに乗って、シール剥がしではがれなかったシールにも試してみましたが、残念……こちらははがれませんでした。
ステッカーの種類によって、方法を変えるしかなさそうです。
他の方法を探ってみましょう。
インド食器販売店アジアハンターさんの「インド食器に貼ってあるシールのはがし方について」に、シールを火であぶるという方法が載っていました。
インドの鍋つかみで挟んで、プレートの裏から火で炙ると……わわっ、いとも簡単に取れました!!
いくつか試してみると、うまく取れないものものもあります。
コツがいるのかな?
印度料理研究会でアジアハンター小林さんにお会いしたとき、伺ってみるとこのように仰っていました。
シールの素材によっては、
この方法(火で炙る方法)ではむずかしい
たとえば下の写真だと、手で持っている大きなプレートについた紙のシールは剥がれづらかったです。
小さなバナナリーフ型プレートについたツルツルシールは取れました。
素材の他に、もう一つ大切なポイントがあります。
炙るとジュッと粘着質が溶けます。こうなるとシールが動かせるようになるのですが、この時すぐに布巾などで拭きとる!
長時間加熱したり、拭き取りに時間がかかると、焦げ跡が残りやすいです。
残念ながら、この焦げ跡はもう取れません。
あとシールの素材によっては、かなり臭いです。換気扇を回したり、屋外でやるのがおすすめ。
インド食器のシールはがしにお困りの方は、ポイントを守りつつ、火で炙る方法を試す価値あります。
オイルにしばらく浸しておいて、拭き取るといいわよ
ココナッツオイルを使うという声もありましたが、20℃くらいで凝固してしまうので、冬場は固まらないオイルを使うといいでしょう。
オリーブオイルがいいという声も。
まとめて買った時は、鍋に入れて、ぐつぐつ茹でると取れるわよ
熱いうちに剥がさなくてはいけないので、火傷にご注意。
パッキングに購入した高熱のドライヤー。
シール剥がしに使ってみたら、いとも簡単に剥がせました。
全体が熱くならないので、素手で持ったままで大丈夫なのもうれしい。
シンクに向けて置いて、炙って古布やスポンジでこするだけ。
チャーミークリアに貼った、p-touch cubeの自家製ラベルも、水に浸したりいろいろ試してもダメだったのが、この高熱ドライヤー方式できれいに剥がすことができました。
ただ頑固だったので長めに加熱したら、若干歪みがみられます。
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