『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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こんにちは!インドに行くたびにSIMを買わなくてはいけないのが、とっても面倒だと思ってきたAROUND INDIA 田村ゆみです。
インドのSIMの状況はころころ変わり、すぐ手に入れられるときもあれば、数日かかる時もあるのです。
入国ルートによっても入手のしやすさは変わります。
SIMは買えても、アクティベートに時間がかかることもあります。
旅行者としては、空港に着いてすぐ利用できるSIMを売ってもらえると非常に助かるのですが。
2020年2月、スリランカからチェンナイ空港に入りました。
持っているのは、5年有効の観光ビザです。
チェンナイ空港ではSIMを購入できないため、町で購入します。
インドの街中でSIMを買う時は、外国人に人気のホテルのフロントで聞いてみるのがおすすめです。
SIMを買いたい旅行者たちのために、近所の情報を把握していることが多いからです。小さいホテルや現地人が多く利用する宿の人は、現地向けの情報を持っているので、行ってみると英語が通じなかったり、外国人にどうやって打ったらいいのかわからないケースもあります。
今回も滞在していたホテルTaj Connemaraで聞きました。
徒歩2分ほどのところにある、携帯会社Airtelのお店で購入できるそうです。
アジア最古のデパート Spencer Plaza / スペンサープラザからすぐ。Indian bankの手前の建物の1階に入っています。
10時に到着すると、ミーティングの真っ最中。10時開店ではなく、10時仕事開始。笑
他のお客さんたちと外で待ちました。
「SIMを購入したい」と告げると、パスポートとETA(INDIAN e-VISA Electronic Travel Authorization)の2点の提出を求められました。ETAは、電子ビザで入国する際に提示した書類です。
コピーや証明写真の持参は不要。
写真も、その場で無料で撮影してくれます。
購入時「滞在はいつまで?」と尋ねられます。これがSIMの有効期限になります。
旅行者がインドのSIMを購入する場合、SIMが使える期間はビザの有効期間と同じ。
5年有効ビザは、2019年にはじまったばかりの新しいビザで、それまでは180日など短いのが当たり前だったのです。
一か八か「ビザの有効期間が5年なので、SIMも5年有効にして欲しい」と伝えてみました。
すると、ちょっと電話などで確認をしていましたが、無事5年有効にできるとのこと!
Airtelで旅行者が購入できるSIMは2枚までなので、他のデバイス用にも計2枚購入しました。
どちらも5年有効です。バンザイ!
この日はネットワークエラーが続いていました。
「もう一度パスポート出して」
「写真撮るからこっちきて」7回くらい、写真を撮影しました。
結局12時頃までかかりましたが、その場でアクティベートも済み、もらったばかりのSIMでネットに繋ぎ、UBERを呼んでシッダ医学の先生の元へ伺うことができました。
短期旅行の場合、インドのSIMを購入しないという選択肢もあります。
今回AROUND INDIAがインドSIM購入までの繋ぎとして用意したのがSIM2FLYでした。タイの会社が発行するグローバルSIMです。
残念ながら接続までに時間がかかり、到着してすぐ使用することはできませんでしたが、すぐに使えなくても問題ない方には手軽でおすすめです。
スリランカからインドに到着し、機内でSIMを差し替えて電源を入れました。
しばらくするとVodafoneをキャッチしました。
電波はあるのですが、なぜか「インターネット接続がありません」と表示されていました。
再起動しても変わりません‥。
Airtelなど別のキャリアにも切り替えてみましたが使えませんでした。
電波がつながらない場合、他社の携帯会社のプロファイルが入っていることが原因のこともありますが、既に削除してあったのでこれにも当てはまりません。理由がわかりませんでした。
ホテルのwifiでやりくりしていたので、SIMを入れてから何時間で使えるようになったのかわかりませんが、翌朝Airtelオフィスで携帯を見ると、SIM2FLYでインターネット接続できるようになっていました。
使用できるようになるまで数時間かかるようですね。
気をつけたいポイントが、データ通信専用ということ。現地の電話番号はもらえません。
インドで利用していた@me_curryさんは「レストランの予約など電話ができずに困る場面もあった」とのことでした。
現地の電話番号が使えないと、UBER、OLA、Paytmなど、各種アプリも利用できません。
SIMを5年有効にしてもらうためには、ビザの有効期限が5年ということを伝えましょう。
長期は現地SIM、短期でツアーなどあまり通信が必要ないならグローバルSIMなど、旅のスタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。