『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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アーユルヴェーダを学びはじめると、「わたしに合う食べ物・食べ方って、どんなものなのだろう?」という疑問が湧いてくることでしょう。
インドで伝えられてきたアーユルヴェーダ。
その古典のテキストには、日本固有の食材については書かれてはいません。
AROUND INDIAは、固有の医学とアーユルヴェーダを融合させているチベット、タイ、バリ島、スリランカなどにも、日本で取り入れるためのヒントがいっぱいあると感じています。
アーユルヴェーダが日本に根付くかどうかは、今はまだ知りようがありませんが、日本との組み合わせは、これからもどんどん磨かれていくのでしょう✨
さて話は戻って、日本で取り入れるときおすすめなのが「アーユルヴェーダと食事療法 理論とレシピ」。
著者は、アーユルヴェーダの医療分野にお強いサトヴィックアーユルヴェーダスクールの佐藤真紀子先生と、インド・スパイス料理教室キッチンスタジオペイズリーの香取薫先生。
医療と料理という、それぞれの側面から深くアーユルヴェーダに取り組まれているお二人による、理論とレシピの組み合わせです。
サンスクリット語→英語→日本語と翻訳積み重ねると、伝言ゲームのように少しずつズレが生じがちです。
その部分を、サンスクリット語本来の意味を説明することで、言葉の感覚を得られるように工夫されています。
家庭で作る人も増えてきた純粋バター「ギー」やお粥「キチュリー」、南インドのおいしい野菜料理、スープなど、消化に優しいレシピが多数掲載されています。
大人気のタピオカも、ドリンクではなく、甘くないお料理として登場。
理論を学びつつ、お腹が空いたら作ってみて、気づいたらきっと元気になれる本。
ぜひ、ためしてみてくださいね。