
『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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2025年1月、ニューヨーク・タイムズ誌「2025年に行くべき52箇所」の一つに富山が選出。
そこでフューチャーされたお店のひとつがカレー屋さん「スズキーマ」でした。
選出に貢献したのがCraig Modさん。記事を読むと富山を選んだ理由がよくわかります。
Craigさんは富山を推薦するにあたり何度も通ったものの、外国人観光客はほとんど見かけなかったそう。
AROUND INDIAが訪れた5月には外国人観光客もいっぱい来ていたので、選出の影響力は甚大ですね!
オープン時間に間に合うようにスズキーマへ向かうと、遠目でも行列が見えました。
この日は暖かくて半袖の人もいるほどでしたが、その背後には雪が残る山々(立山連峰?)が見える。この温暖ギャップに、昔からなぜか心惹かれます。
カレーは、たっぷり野菜と豚キーマの一択!
氷見産煮干し出汁のキーマカレーと、野菜のおかず3種盛りという組み合わせです。
豆煎餅のパパドをトッピングして、飲み物にスパイスミルクをオーダー。
インドでは豚肉料理を食べる機会が少ないので、豚+キーマという組み合わせはうれしいです。
1970年後半ごろまでは、インドでも豚肉はたくさん食べられていたそうなのですが、鶏が増えたことなどから廃れてしまった。でも最近はまた人気が復活しつつあるのだとか。
“pork is becoming trendy again”
カレーの待ち時間に本棚を覗くと、大好きな本たちが並んでいました。
インド本の購入や情報収集にもいいお店ですね。
買おうと思っていたTRANSITのインドガイドブックを発見!
「(ガイドブック)今朝入ってきたばかりなんですよ」とスタッフさん。ラッキーでした。
1ページ目から須弥山!ぎーこぎーこと山を撹拌して、乳海から縁起のいいものや、アムリタをもったダンワリ神があらわれるという、アーユルヴェーダにも関連が深い神話です。
そしてお待ちかねのカレーです。
しゃばしゃばタイプのカレーで、粗挽きの豚肉とお出汁が合わさり、とてもおいしい!
おすすめ通りに、パパドをごはんとカレーに散らして堪能しました。
甘くておいしいスパイスミルクは、ホットもできるそうです。
満足感はしっかりあるのに、たっぷり食べてももたれない。
何度も食べたくなるお味でした。
オーナーの鈴木さんは、AROUND INDIAのすぐ近所にお住まいだったこともあるそう。
まさか遠くの地で、そんなつながりが見つかるとは思いませんでした。
店名 | スズキーマ instagram|食べログ |
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時間 | 12:00 – 20:00 カレーが無くなりしだい終了 |
定休日 | 水・木曜日 火曜不定休 |
電話 | 076-491-2184 |
住所・アクセス | 富山県富山市西町6-4 電車の場合:富山市内軌道線「西町」駅より徒歩約2分 自動車の場合:お隣がタイムズ富山チューゲキ西町パーキングです |
AROUND INDIAに掲載しているインド料理屋さんマップです!地名からお店情報を探してみてくださいね。