『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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旅行のしかたや予算にもよるので、どちらがいいという正解があるわけではありませんが、荷物が多いAROUND INDIAは大手航空会社が好き。
料金の差が小さい場合、大手の方がお得なことも多いからなんです。
たとえば、日本〜インドの直行便があるインドのエアインディア、日本のANAとJALには、それぞれマイレージ会員制度があります。
(2021年7月に羽田〜デリー便が運航開始したヴィスタラは、現在JALとスリランカ航空と共同運航のようです)
マイルが貯まると、無料航空券でインドに行けたり、座席をアップグレードしてもらえたり、荷物を無料でたくさん預けられたり、ラウンジが使えたりします。
どこかの航空会社のファンになることで、プレゼントがいただけるのです。
エアインディアとANAは同じ共同連合スターアライアンスに加盟しているので、どちらを利用してもマイルが加算される仕組みです。シンガポールやタイ国際航空もスターアライアンスに加盟しています。
スターアライアンス加盟航空会社一覧≫
JALが加盟しているワンワールドは、ヴィスタラ、キャセイパシフィック、スリランカ、マレーシアなども加盟しているので、それらを利用するインド旅ルートを考えるのがおすすめです。
ワンワールド加盟航空会社一覧≫
それでは実際に安いチケットと、大手のチケットを比較してみましょう。
※ ルートは無限にあるので、2022年12月17日にTrip.comで検索した結果に基づいています。
【旅行期間】2023年1月20日 – 28日
【利用検索サイト】Trip.com
最安 | 直行 | |
料金 | 121,120円 | 142,850円 |
航空会社 | タイ・エアアジア X(LCC) タイ国際航空(大手) | エア・インディア(大手) |
経由地 | タイ・バンコク | なし、直行 |
預け入れ荷物容量 | 20kg(タイ・エアアジア X) 20kg(タイ国際航空) | 25Kg |
オプション | 機内食・飲み物(タイ・エアアジア X) 超過荷物 20kg 5,590〜6,370円(タイ・エアアジア X) 1kg 15ドル(タイ国際航空) | 超過荷物 23kg 160ドル |
参考 | International Route – Baggage (XJ)| Thai Air Asia X 超過手荷物について Travel | Information | Thai Airways International | Excess Baggage – Air India |
メモ | 日本 – タイ間のタイ・エアアジア Xは、水やブランケットも有料 |
差額は約21,730円。
選択のポイントは、料金、直行 or 乗り継ぎ、長時間 or 短時間、タイに立ち寄りたいかどうかなどなど。
でももし、帰国時に荷物重量が20kgオーバーして、空港で清算するとしたら選択肢は変わってきます。
安い航空券では、2つの航空会社に対して支払いが必要で(5,590円+300ドル)およそ341ドルかかります。
エアインディアは160ドル支払う必要があります。
結果、エアインディアの方が3,000円ほど安い計算になります。
AROUND INDIAが荷物重量について考えているのは、自分を含めアーユルヴェーダのお薬や液体を買ってオーバーすることが多いからなのです。
今回は、Trip.comの最安で検索しましたが、Google flightでは最安がAir Indiaでした。
他の調べかたとして、LCCのサイトで直接検索して、日本ーLCCの国の便と、LCCの国ーインドの便を別々に調べて組み合わせるという方法もあります。
現在はコロナの影響で便やルートが減っているので、料金も高い傾向にあります。
これから利用者がもっと増えれば、便数もルートも充実して、全体的に価格が下がる可能性もあります。
続いては、デリー経由で南インドまで行くルートです。
エアインディアの場合、167,780円でした。
ヨーロッパサイズもあるインドの北から南まで飛ぶ国内線を足しても、往復14,000円ほど高くなっただけ。
しかも同じエアインディアなので、デリーで乗り継ぎするだけならば、荷物重量が20kgオーバーしていても、南インド〜成田までで160ドルの支払いで済みます。
一方、安い航空券の場合、デリーー南インド間は、往復21,000円〜でした。
利用する航空会社が増えるので、超過荷物があると、3社それぞれに追加料金を支払わなくてはなりません。
LCCや複数の航空会社を利用するルートは、身軽で時間がたっぷりある旅におすすめです。
AROUND INDIAの使いわけは、こんな感じです▼
LCCは、サービスがシンプルです。席が薄くて硬かったり、前の席との間隔が狭かったりします。機内食はおいしくないことが多いので、空港で食べちゃうか、空港で買って機内に持ち込みます。
大手は、ラウンジがあったり、荷物の許容量がもともと多かったり、食事や飲みものが出てきたり、スクリーンがあったりします。エアインディアは、デリーでは国際線のターミナル3を利用するので施設が充実していたり、乗車地によって北インド料理、南インド料理と、ご当地メニューが楽しめますよ。