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日印両政府がアーユルヴェーダを推進!第1回 インド伝統医学省 AYUSHセミナー|東京・インド大使館でお伝えしたように、現在、日本とインド、はたまた神奈川県とインドによる、アーユルヴェーダが推進されています。
2019年12月3日、神奈川県とインド政府AYUSH省によるセミナーが、横浜で開催されます!
進んでいます日本のアーユルヴェーダ。
神奈川県は、2018年10月にインド政府アユシュ省(アーユルヴェーダやヨガなどインドの伝統医学を所管する省庁)とヘルスケアと健康分野における協力覚書を締結しました。協力覚書締結1周年を記念し、神奈川県が推進する未病の取組とインド伝統医学アーユルヴェーダに関するセミナーを開催します。
インドにおけるアーユルヴェーダ事情、神奈川県における今後のアーユルヴェーダなどのお話が聞けそうですよ。
アユシュ省アーユルヴェーダ科学研究中央評議会長官 K.S.ディーマン教授
銀座レンガ通りクリニック 院長 臼井 幸治医師
名 称 | 未病とインド伝統医学アーユルヴェーダ チラシpdf |
日時 | 2019年12月3日(火曜日) 14:00〜17:00(開場13:30) *セミナー後、懇親会を予定しています。 |
主催 | 神奈川県、駐日インド大使館、インド政府アユシュ省 |
申込方法 | 事前申込みが必要です。 hcnf-gs@pref.kanagawa.jpまで、メールで①代表者氏名 ②参加人数 ③懇親会参加の有無 をお知らせしましょう。 |
お問合せ | 神奈川県政策局ヘルスケア・ニューフロンティア推進本部室 国際戦略グループ 電話(045)210-2725(直通) |
住所・地図 | 神奈川産業振興センター 14階 多目的ホール (横浜市中区尾上町5-80 神奈川県中小企業センタービル) |
開催数日前には満員となっていたように盛況でした。
サンジェイ・クマール・ヴァルマ駐日インド大使と、首藤健治 神奈川県副知事による開会のあいさつで幕開けでした。
過去の財産から呼び起こす時期にきており、インドと日本両国で、未病に向けたインデックスを作成し、現代の最新技術を使い伝統医療を現代医療に組み込んでいくという未来についてのお話や、エビデンスの構築の必要性などのお話が出ていました。
最初の講演は「アーユルヴェーダの有効性とインド政府アユシュ省の展望」と題し、ディーマンアーユルヴェーダ化学研究中央評議会長官より、アーユルヴェーダをはじめとした伝統医学を管轄する省庁であるAYUSH省の概要や取り組みについてのお話がありました。
教育の推進、アーユルヴェーダ処方の研究や適応症状の調査、企業が活用できるデータベースの運用、4つの薬草園、文献・民族植物学などさまざまな角度からの研究、書籍の発行、これまでの成果などについてのお話しがありました。
WHOでも、数年以内にアーユルヴェーダ医療の定義が発表になるとか。
インドに認知症が少ないのは、1日三食ターメリックを摂っているからではないかというお話がありました。
わたしたちが認知症予防として行うには、中年期からターメリックを少量ずつ摂ることがおすすめされました。
アーユルヴェーダでおすすめする生活をしていて、120歳などの超高齢者がたくさん暮らしている土地のお話も出てきました。
講演が終わってから改めて教えていただくと、Hunza Valleyというフンザバレー(ハンザ峡谷)というパキスタンにある土地のことでした。
120歳のおじいさん、お顔が若い!!
さて、セミナーに戻りましょう。
AYUSH省のティルキー事務次官より、インドの伝統的医療の概要についてのお話があり、休憩を挟んで、神奈川県のヘルスケア・ニューフロンティア推進統括官 金井信高氏による、神奈川の未病改善の取り組みについてお話がありました。
アプリを作ったり、施設を充実させたりと、かなり力を入れて推進されていることがわかりました。
未病に関連した会社などは、そのプロジェクトを応援してもらうことや、商品を認可してもらうこともできるそうですよ。ご興味ある方は、チェックしてみてくださいね。
最後の講演は、マハリシアーユルヴェーダを推進する銀座レンガ通りクリニックの臼井院長。
心の病を中身に、アーユルヴェーダ、西洋医学、漢方などを組み合わせた処方をしていただけるそうです。
マハリシ・アーユルヴェーダと呼んでいるのは、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって体系化されて現代に復活した知識ということで、「マハリシ」という言葉を最初に付けることで単なるアーユルヴェーダとの違いを表しています。
引用:マハリシ・アーユルヴェーダと超越瞑想 – マハリシ総合教育研究所 群馬オフィス
アーユルヴェーダ自体が医療として認められていないため、自費診療になる→治療を続けたくても負担が大きく続けられないという問題点についてもお話されていました。いつか、アーユルヴェーダという治療の選択肢もできるといいですね。
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終了後は、懇親会。
ムンバイのチャイ、濃厚マンゴーラッシー、サモサとミントチャトゥニ&タマリンドチャトゥニ、マライが挟まれたグラブジャムンが用意されていました。
アーユルヴェーダ仲間たちに、たくさんお声かけていただきありがとうございました。