『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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ミティラー画とかマドゥバニ画と呼ばれる、インドの絵。
目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
AROUND INDIAは、いつの頃からかこの絵が大好きでした。
名前の由来は、インド北東部ビハール州のネパールにほど近いところに、マドゥバニという県があります。
ミティラーというのは、このエリアのインド側とネパール側を跨ぐエリアにあったミティラー王国に起因します。
壁画に書かれていたこの絵が、売るために紙や布に描かれたおかげで、日本にいるわたしまで届きました。
でもどんな場所で、どんな人が、どんな風に壁画に描いているのだろう?
マドゥバニ県へ行きました。
ミティラー画の中から飛び出したような、眼力の強い男の子の結婚式の日。
車が入れない小さな村が、色や絵でキラキラと輝いているように見えました。
道を歩いていても、ふとしたところには絵があり、敷地に入れてもらうと、そこには大きな絵がある。発見する楽しみがありました。
ミティラー画の題材は、神さまなどの縁起物や暮らしが多いです。
先日ラジオでお世話になったFM横浜ディレクターさんに、ご友人の展示にお誘いいただきました。
見せていただいた作品は、すっきりと洗練された、優しい色合いのミティラー画!
伝統も感じるけれど、すごくオリジナルでかわいくて、ベンガルカンタ(刺し子)を絵にしたような…とにかく一目惚れしました。
インドのミティラー画を基調とする気鋭のイラストレータ
ー・橋本孝久による2年ぶりのソロ・エキシビション。
インド・ミティラー画は、その起源は古代にまで遡るが、主に自然やヒンドゥー教のモチーフを描がき、隙間は花や 動物、鳥、幾何学的な図形で満たし、空白は作らない2次 元的アートである。
本展示は、ジャングルのその奥に未だ出会ってことのない世界がまだあるはずという空想のもと、未だ見ぬ世界と原 体験と交錯させたユーモラスな細密ワールドを描き尽くす 原画展となっている。さらに、ミティラー画×テクノロジ ーなど、イラストレーション体験を拡張させる異種コラボ レーションにもいくつか取り組んでいる。
さあ、ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル!橋本孝久 http://
www.takahisahashimoto.com/
“Takahisa Hashimoto illustrations”主宰、デザイン・ファーム”VISIONIQUE”代表取締役。インドの民族細密 画であるミティラー・ペインティングと現代イラストレー ションとの手法を融合させた独創的なクリエイティブワー クは国際的にも高い評価を得ている。常に、世の中の価値 を覆すアイデアのある作品づくりを目指している。近年は 、ミティラー画の継承プロジェクトや国内外でのワークシ ョップ「Drawing Fantasia」も積極的に行っている。インド大使館 の招聘により、インド最大級の国際クラフト展・スクラジ クンド・メラにも日本より初の参加。
細部の表現まで覗いていると、吸い込まれていくような気分に陥りました!
では実際に、絵の世界に吸い込まれてみましょう♩
会場では、橋本孝久さんが実際にお描きになっているところもご覧になれるかも!
五木寛之さんの「生きるヒントシリーズ」の装丁もかわいい!
展示は日曜日までなので、お急ぎくださいね。
神宮前駅から歩いてすぐです。
インド古来のミティラー画について知りたい方は、新潟のミティラー美術館や、インド櫻子ひとり旅―芸術の大地も必見です。
名 称 | 橋本孝久 個展 Deep Little Jungle |
電 話 | 03-3718-2461 |
開催期間 | 2018年4月3日〜4月8日 |
入場料 | 無料 |
時 間 | 12:00pm〜8:00pm 最終日12:00pm〜5:00pm |
在廊時間 | 1:00pm〜8:00pm |
住所・地図 | L’illustre Galerie LE MONDE 東京都 渋谷区神宮前6-32-5 ドルミ原宿201号 |
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