インドの中でも、南部のケララ州はアーユルヴェーダのメッカとして知られています。
今回、そのケララ州にインド初のアーユルヴェーダ村建設の話がThe New Indian Express に掲載されていました。
Oushadhi というケララ政府系のアーユルヴェーダ製薬会社があるのですが、そのアーユルヴェーダ村を、アーユルヴェーダ・ヨガ・カラリパヤットゥを学んだカヌール Kannur, Kerala, Indiaに構築する予定なのだそう!
現状アーユルヴェーダの健康食品やサプリなどは輸出され、広く認知されてきていますが、本物のお薬はといえばそんなことはありません。
Oushadhiは、この状況を打破し、アーユルヴェーダ薬を世界で販売するために、アーユルヴェーダ村で薬草を育て、分子的研究などを行う計画です。
また観光客の呼び込みも視野に入れているそうなので、薬草園見学や宿泊施設など、何らかの旅行者向け施設も検討しているのでしょう。
ケララ州政府は、このアーユルヴェーダ村案を、国の伝統医学省 AYUSHに提出し現在回答待ちとのことなので、GOが出ればケララとしては積極的に計画を進めることが予想されます。
2018年には国際空港もオープンを予定しているカヌール。
アーユルヴェーダを学んだり・治療を受けに向かわれる方々にとって、便利にそしてよりお勉強もはかどる土地になる予感です。
そして、何よりもアーユルヴェーダのお薬が、日本でも普通に手に入るようになったらうれしいですね。
情報源: First-of-its-kind ayurveda village to come up in Kannur- The New Indian Express