『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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治らないと言われていた不調を治してくれたアーユルヴェーダを、もっと学びたくてインドへ行きました。
日本ではフルタイムで働く主婦だったので、家を長期空けるなんてとんでもないと思っていました。でも、どうしてもどうしても行きたかったのです。
病院付属の学校で学びインド政府認定セラピストの試験を受けるには、最短で1ヶ月。
そのとき働いていた会社が、1ヶ月だったら休みを取って行ってきていいと提案してくれました。
でも、その学校にはもっと上のコースがあることがわかり、その全てを受けるにはもっともっと期間が必要だとわかりました。
長くは行けないと思いつつ、夫に全コースについて話すと「次の機会に回さずに、受けられるものは全て受けた方がいい」と言ってくれたのです。
その後、働いていた会社が遠くに移転することが決まり、どちらにしてもしばらくすると会社を辞める日が来ることになり、辞める勢いがつきました。
ドキドキしながら、双方の両親に報告しに行くと、応援してもらえることになりました。
そうして学校の全コースを受けるために、インドへ旅立つ準備をはじめました。
郵送でビザを取得し、知り合いの旅行会社を通じて6ヶ月オープンのエアインディアの航空券を買いました。
デリー(Delhi)経由ムンバイ(Mumbai)行き。
乗り継ぎのためムンバイで一泊して、翌日ケララ州(Kerala)のコーリコード(Kozhikode、コージーコード)へ向かいます。
ケララ州カンヌール(カヌール)の情報を仕入れようにも、日本のガイドブックには名前すら載っていません。
結局、The Rough Guide to Keralaという英語のガイドブックをAmazonで買いました。
でも、カンヌール(カヌール)について書いてあったのは、ほんの1ページちょっと。
写真もないので想像できません。
もー、行ってみるしかない!
湿度が高いそうなので、乾きやすい服と手ぬぐい、洗濯ロープと洗濯ばさみ、ビデオカメラと小型のパソコン、そしてたくさんのノートなど、大きなバックパックに詰めました。
これまで外国にしばらくいても、その土地の食事で困ることはほとんど無かったので日本食はほとんど持っていきません。
行き先が病院なので、薬もほとんど持っていきません。
以前はとても重かった生理痛は、アーユルヴェーダのお薬ですでに治っていたので、そのお薬も持っていく必要がありませんでした。とっても身軽です。