『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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今インドで話題となっているのが、南インドのアーンドラプラデーシュ州クリシュナパトナム村のBonigi Anandaiah先生のお薬です。
ある元教師は、ベッドで死を待つ状態だったところ「薬を摂って数分以内に復活した」とのこと。
このお薬が話題となると、2万人以上も集まり、なんと無償で提供されました。
内服薬と目薬があり、目薬は、緊急性のある患者さんに用いるそうなのですが、酸素レベルが上がるとのこと。
お薬を待つ間に倒れた患者さんに、目薬を投与するとしばらくして起き上がる姿などが、周りにいた人たちに撮影されまた広まりました。
内服薬は、生姜、黒胡椒、ターメリック、ニーム、氷砂糖、数種の薬草やスパイスなどで作られ、
目薬は、薬草、蜂蜜、黒胡椒、緑樟脳、ナツメグ、ブラッククミン、シナモンなどから作られているようです。
ボール状の内服薬は、感染者にはお薬として使いますが、ワクチン接種を待つ人々には免疫力アップの予防薬として配られていたそうです。
話題となると、科学的な有効性の証明や、毒性や副作用がないことの証明が必要になりました。
中央政府の認定機関であるSugen Life Sciencesでの試験や、これまでお薬で治った人々の検査が始まりました。
これまでのところ毒性など問題は認められていないそうです。
政府の承認が下ったら大規模に作ることができるように、現在アーユルヴェーダカレッジで準備が進められています。
「薬の配布を止めないで、早く欲しい」という声や、お薬として広まると困る人たちからの妨害により、承認はむずかしいだろうという悲観的な意見も聞きます。
コロナで重症化した方は、1秒吸って1秒吐くくらい、呼吸が取り込めず苦しかったと聞きました。
自然のお薬で、そんな風に苦しむ重症患者さんの身体に、すぐに酸素が行き渡ったら、本当にすばらしいことだと思いませんか?
お薬は、治す、良くする、楽にするを第一の目的としたものであって欲しい。
良い結果が出て、楽になる人が増えますように。