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更新情報
2018年7月4日 現地状況をアップしました。
2018年6月26日 罰金徴収状況をアップしました。
在ムンバイ日本国総領事館よりメールが届きました。
2018年6月23日より、正式にプラスチック禁止令が施行され、使用も禁止されます。
違反者は、罰金刑又は禁固刑とのこと。(罰金は、Rs 5,000、Rs 10,000、Rs 25,000)
ムンバイ、プネーなど都市部はもちろん、マハラシュトラ州全土で適用されます。
うっかり他州から持ち込んだり、廃棄してしまわないようご注意ください。
駅も同様に適用されます。電車やバスで入るときは、意識していないと忘れてしまいそうです。
禁止されるもの・禁止されないもの
ざっと関係ありそうなものをピックアップしました。
ビニール袋、使い捨てのプラスチック製品(スプーン、フォーク、コップなど)、使い捨てのポリスチレン製品(皿、グラス、ボウル、容器など)、ラップなど。
500mlのペットボトル、薬などのパッケージ、食品グレードのビニール袋など
詳しくは、下のリストでどうぞ。
現時点で同州が例外を認めているのは、医薬品や牛乳、固形廃棄物に使われるプラスチック容器と輸出用のプラスチック製品のみ。
1 これまでの3か月の施行猶予期間を終え,6月23日からマハーラーシュトラ州におけるプラスチック禁止令が施行されます。違反者には罰金刑又は禁固刑が適用されます。
2 ムンバイ市においても,市職員が同禁止令の対象となる製品の製造,流通,使用を監視する検査役(Inspector)となり,同禁止令の遵守を促すことになっています。
3 関連のウエブサイトは次のとおりです。
(1)マハーラーシュトラ州汚染防止委員会
http://mpcb.gov.in/plastic/plastic.php(2)同委員会が2018年3月23日付けで発出したマハーラーシュトラ州プラスチック及びポリエチレン製品に関する通知(後半に英訳が記載されています)
http://mpcb.gov.in/images/pdf/plastic_27032018.pdf(3)2018年4月11日付け上記(2)の一部修正通知(後半に英訳が記載されています)
http://mpcb.gov.in/images/pdf/Environment_Department_18042018.pdf(4)本規制の対象となる製品(参考)
https://w.ndtvimg.com/sites/3/2018/05/25160211/world-environment-day.png
2018年6月26日のCNNによると、マクドナルドやスターバックスなどのファストフードチェーン大手が相次いで罰金を命じられており、ムンバイは、24日だけで80以上の飲食店などから40万ルピー(約64万円)相当の罰金を徴収、プネーも同程度の罰金を徴収したそう。
現地の飲食店協会は、デリバリーや持ち帰り用の容器については適用除外とすることを求めているとのことなので、今後は除外が増える可能性もあります。
2018年7月4日、ムンバイにお住まいの方に、現状をお伺いしました。
もはや、お店などではプラスチック製品が使われていないところばかりで、布のバッグなどに変わっているそうです。
お店側が儲かっているというお話でした。笑
でも「廃棄については、むずかしくないか?」との問いかけに対しては
「ムンバイには億を超える人が住んでいて、有権者である。あまりに無理をさせると、デモなどで政治に対する不満が爆発してしまうから、そのへんは政府も理解している。急に変えるのはむずかしい」とのお話でした。
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