『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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インド映画からイメージするのは、ダンスがあって、カラフルで、はちゃめちゃな明るさかもしれませんね。
でも今回ご紹介するのは、そんなエンターテインメントの世界ではなく、リアルを描くドキュメンタリーの世界です。
「アジアンドキュメンタリーズ」というオンライン映画配信サービスがあります。
もちろんインドだけではないのですが、現在公開中のインド映画だけでも8本揃っています。
旅行者は普段目にすることがない、昔ながらの風習に縛られ生きづらい人たちの暮らしや心の葛藤。想像しがたい苦難の中にありながらも、変化を起こそうとがんばる人々の姿。日本の常識からは信じられないような、インドの常識の数々。
ドキュメンタリーは、わたしたちの知らないリアルを届け、心に何かを落としていきます。
アジアンドキュメンタリーの楽しみ方は、映画を観るだけに留まりません。
セルフスタディ・ナビという、①映画を観て、②講義資料を観て、③もう一度映画を観て、④考えて、まとめて提出するという付き合い方ができるのです。
たとえば、10月に締め切りを迎えた第4回のセルフスタディ・ナビでは、「ザ・ピンク・ルーム」「未来を写した子どもたち」というドキュメンタリー映画を観ます。
講義資料のテーマは、『「子どもが売られない世界」をつくるために何が必要か カンボジアとインドの取り組みについて。』
そこから、自分たちの頭で考えた「子どもが売られない社会をつくるために私たちができることはなんでしょうか」というテーマのレポートを提出するのです。
AROUND INDIAは学生時代、道徳の時間が好きでした。
このセルフスタディ・ナビは、まるで年齢を問わず受けられる道徳の時間のようだなと思いました。
また、そのどなたかのレポートを読むことで、まだ観ぬ映画にも興味が湧いてしまうのです。
月額見放題が990円と、一本の映画を観に行くより安いのもうれしいです。
ご自身にも、教育にもおすすめです。