『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
Amazon
『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
オンラインストア
大人も子供もたのしめる国立民族学博物館みんぱくで、インド布好きにはたまらない展示が始まりました。
緊急事態宣言が解除され、図書室なども利用できるようになったそうですよ。
みんぱくは、AROUND INDIAが大好きな博物館。
行ってみたら、想像をはるかに超えていました!
大人も子供も、世界旅行気分でワクワク。目をキラキラさせて、触ったりページをめくったり、覗き込んだり、車に入ったりしているんです。
ミュージアムショップも本や雑貨などすごく充実していて、買わずに出られません。
インドを中心とする南アジア世界において、布は時と場所、使途に応じて、あるいは宗教的規範や社会的慣習によって、用いられるかたちや色、文様が異なり、その扱われ方も場面ごとに明確に定められている。
躍動するインド世界の布 – 国立民族学博物館
これまでインドについては、一枚布を巧みに変形させて、多様にまとう着衣文化があることが注目されてきた。だがインドにおける布は、衣装としてだけではなく、人生儀礼における贈与や、神がみへの奉納、社会運動でのシンボルといった多様な役割を担っている。人びとは場面に応じて多種多様な布のなかから目的や機能に適したものを選び、使い分けているのである。そのような人びとと布の多様な関係性は、多宗教、カースト制度、数百を超える言語といったインド社会の特質と深く結びついている。
インド世界の布は、場をくぎり、人をつなぎ、神と人の媒介となり、政治をうごかし、グローバル経済をうみだす。このように躍動する布の現場に光を当て、布の役割や機能を明らかにすることは、グローバル化が進む現代インドの社会や文化の持続と変容の動態をひもとくことにつながる。本展示ではインド社会をつくりだしている人びとの営みを多彩な布とともに紹介する。
チラシPDF ↓
タイトル | 躍動するインド世界の布 |
期間 | 2021年10月28日(木)~ 2022年1月25日(火) |
場所 | 国立民族学博物館 本館企画展示場 |
時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 水曜日(ただし、11月3日は開館、翌4日は休館) 年末年始(12月28日~1月4日) |
観覧料 | 一般580円(490円)、大学生250円(200円)、高校生以下無料 |
みんぱくウィークエンド・サロン
神と出会うために——礼拝儀礼布ピチュワーイー
日時:2021年11月7日(日) 14:30~15:15
講師:豊山亜希(近畿大学准教授)
上羽陽子(人類文明誌研究部准教授)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
詳細情報はこちら
カンガ!――アフリカの布?インドの布?
日時:2021年12月5日(日) 14:30~15:15
講師:鈴木英明(グローバル現象研究部准教授)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
詳細情報はこちら
変容する舞踊衣装——擬態するカールベーリヤー
日時:2021年12月19日(日) 14:30~15:15
講師:岩谷彩子(京都大学大学院准教授)
上羽陽子(人類文明誌研究部准教授)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
詳細情報はこちら
レストランで踊るカールベーリヤー女性とブーンギーを吹く男性。
ラージャスターン州、ジャイプル、2014年、岩谷彩子撮影
聖と俗——染色布で女神寺院をつくる
日時:2021年12月26日(日) 14:30~15:15
講師:上羽陽子(人類文明誌研究部准教授)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
詳細情報はこちら
トライブ・アイデンティティとしての布
日時:2022年1月9日(日) 14:30~15:00
講師:岡田恵美(人類基礎理論研究部准教授)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
詳細情報はこちら
モーディー首相、サリーになる
日時:2022年1月16日(日) 14:30~15:15
講師:杉本星子(京都文教大学教授)
上羽陽子(人類文明誌研究部准教授)
場所:国立民族学博物館 第5セミナー室
参加無料(要展示観覧券)/申込不要
詳細情報はこちら
展示に関連した本です。行けない人は、本で楽しみましょう。