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インド手仕事巡り「カラフル神様人形」の工房へ|ウッタルプラデーシュ州バラナシ

バラナシの木製玩具工房、制作現場

北インドで発見!カラフルにペイントされた神様

木にカラフルにペイントされた、神様などの人形たち。
ご覧になったことがある方も多いのでは?

バラナシの木製神様

独特のヘタウマな感じがかわいくて、AROUND INDIAのオフィスにも、友人宅にも、インド料理屋さんにも、ちょこちょこ置いてあります。

インドでは、ラジャスタン州のお土産として見かけることが多かったのですが、ある日デリーでビーズとして売られているのを発見。
25kgの米袋くらいの大袋に、溢れんばかりに詰まっていました。
ちょっと情けない顔、優しそうな顔、手描きならではの、微妙な表情の違いをみながら、お気に入りを選び出しました。

バラナシの名産と知る

バラナシに行く前、いつものとおり、Handmade in India: A Geographic Encyclopedia of India Handicraftsなどで、どんな手仕事があるか探っていました。

すると、あの木彫人形が載っているではありませんか!

Handicraft in India、木製玩具

これだけ日本でもよく見かけるのだから、バラナシを歩いていれば制作現場に遭遇できるかな?
覗きに行ってみましょう!

宿でオリジナル作品に出会う

バラナシでお世話になった宿 Granny’s Inn。
到着してすぐ見つけたのが、あの木彫りで作られた洗面所の鏡。
宿の方に伺うと、オリジナルで作ってもらったものなのだそう。

Granny's Inn バラナシアートなホームステイ「Granny’s Inn グラニーズイン」|ウッタルプラデーシュ州バラナシ

他にも、部屋の鍵についたキーホルダーや、ドア飾りなど、至るところに同じ職人さんの作品がありました。
その職人さんを紹介していただくことになりました。

バラナシの木製玩具使い方

ただ、「詳細な住所はわからない」「電話番号もっていない」とのこと。
大体の住所と、その付近への行き方を聞いて、いざ調査開始。

工房求めて、旧市街をさまよう

Google mapを頼りに、近そうな場所でウロウロ。
「あっちだよ」
「知らないなぁ。それより、うちのお店見ていきなよ。」
「もう通り過ぎてるよ、戻ってもどって」と、
知らないけれど教えてくれる皆さんによって、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
来る予定のなかった道に来てみると「おいしそうなお菓子」「アーユルヴェーダものを売っているお店」「見たことのないキッチュな神様像」と出会いが続々。

道草をくっているうちに、暗くなってきました。そろそろ行かなくちゃ!
すると出会った人が「そこ、友だちの家です。案内してあげましょう。」
とのこと。10分くらい離れた場所にいました。

職人ウマさんご一家との出会い

工房に着くと、ご友人に連れて行ってもらったこと、Granny’s Innからの紹介ということもあってか、歓迎していただけました。

工房を率いるウマさん。4世代家族です。

バラナシの木製玩具工房ウマさんご一家

「日本の本に載った」と仰るウマさん。
地球の歩き方かな?と思っていると出されたのが、Kailasのご本
「わぁ、知り合いです!!わたしも持ってます!」
「えー、知ってるの?!持ってるの?!」と大盛り上がり。地球は狭いですね。
松岡さん、Umaさんが絶賛していました。

バラナシの木製玩具工房、持ち帰りたいインド
この日の作業は終わってしまっていたので、工房探訪は翌日に持ち越しです。

作りかた

翌日、改めて工房を案内していただきました。

バラナシの木製玩具工房、制作現場

人形のベースは、別の場所で作られていて、こちらの工房では絵付けを行っているとのこと。

 

木に、下地を塗り、色付け、絵付けしていきます。外で乾燥させて、最後はニスで仕上げます。
ヒゲを描き続ける人、足に色付けする人など、工程ごとに担当が違います。

乾燥は屋上でした。
道を歩いていても見かけないはずですね。奥に猿が見えます。

バラナシの木製玩具工房、制作現場

ミニサイズの動物シリーズ。作業が大変な小さいサイズのものの方が、割高だそうです。

絵の具のボコボコがかっこいい。ウマさんの長年の絵の具が積み重なって自然にできたアートです。

バラナシの木製玩具工房ウマさんのプレート
市場では目にすることのない、ニスを塗る前のハヌマーン。マットな質感で、カラーがとても気に入りました。
現在AROUND INDIA 田村の自宅で飛んでいます。

平らなものは、スクリーンを使って絵付けしていました。
ラジャスタン州土産として人気なので、バラナシで作っていますがラジャスタンモチーフが多いんですって。

家族が集う倉庫

バラナシの木製玩具工房、ダンボールで勉強する子どもたち

倉庫に移動しました。
検品をしている大人たちに見守られながら、お孫さんたちがお勉強。
お兄ちゃんが少し大きなダンボール。妹はかわいいAmulミルクのダンボール。

子供たちの休憩と一緒に、わたしも揚げパン”プーリ(Puri、Poori)”をご馳走になりました。
旬のグリーンピースをマッシュしたものが具として入っていて、とってもおいしかった!

この後、おいしい炭火のチャイ屋さんに連れて行っていただきました。

あのビーズは、ここで

デリーでビーズを見つけたあの日から、「どこでどんな風に作られているのだろう」と思っていました。
その話をウマさんにすると、「どこのお店?あぁ、そのビーズなら、うちで作ったものだよ」とのこと!!
インドは、ヨーロッパほどの大きさがあるけれど、ときどきものすごく狭く感じます。

持ち帰ってきたウマさんの木彫り人形やビーズは、AROUND INDIAオンラインストアでお取り扱いしています。
ぜひ覗いてみてくださいね。

参考 ウマさんの木製ビーズのページAROUND INDIAオンラインストア

ウマさんの直営店

名 称Sharma toys emporium
住所・地図15/57 manmandir varanasi. u.p. India.