創業390年！油茂製油の伝統玉絞り製法のごま油｜千葉・佐原

古き町に残る伝統の味

香取神宮の麓、佐原市で伝統製法で作られたごま油を見つけました。
お店の名前は油茂あぶも製油。

創業はなんと1630年頃で、日本国内に現存する最古の油製造・販売店と言われています。

重要伝統的建造物郡保存地区である小野川沿いには、江戸や大正時代の和や洋の建物がたち並び、とても情緒があります。
香取神宮との参拝とあわせて、ぜひ訪れたいスポットです。
AROUND INDIAは、香取神宮〜佐原の小道巡り〜小野川沿い散策〜道の駅と、自転車で満喫してきました！

二種類のごま油

油茂あぶも製油のごま油には、次の二種類があります。

1. 一番搾り（焙煎後に搾油）
2. 生搾り（焙煎せずに搾油）

どちらも白ごまが原料です。

AROUND INDIAは、一番搾りを買いました。

アーユルヴェーダでつかうならどっち？キュアリングとの関係

「アーユルヴェーダでは、ごま油にはキュアリング加熱処理が必須」
と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか？

小野田製油のごま油や、ケララ秘伝暮らしのアーユルヴェーダでも触れましたが、わたし自身は日本のごま油を使う中で「キュアリングは必須ではないのでは？」と思っていました。
そんな中、インド研究者の伊藤武先生が
「インドでは生のごまを搾っていたから、キュアリングが必要だったのだろう」
とおっしゃっていて納得！

よって、AROUND INDIA的ルールでは

• 一番搾りごま油を使うなら、キュアリング不要
• 生搾りごま油を使うなら、キュアリング要

マッサージなどのオイルケアに使うなら、

• ゴマの香りも楽しみたい。キュアリングは面倒…
  → 一番搾りごま油がおすすめ！
• ゴマの香りは控えめがいい。キュアリングの手間も楽しみたい
  → 生搾りごま油がおすすめ！

好みに応じて、ぴったりのごま油を選んでみてくださいね。

店舗詳細

名称	油茂あぶも製油 HP
電話	0478-54-3438
時間	9:00 – 17:30
定休日	基本的に不定休
住所・地図	千葉県香取市佐原イ-3398