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『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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AROUND INDIAは、アーユルヴェーダを筆頭に、昔ながらのお薬に興味があります。
今の人も昔の人も、地球上のどこに住んでいる人だって、体調を崩すのは当たり前。
どうにかして生き延びてきたから今があると思うのです。
さて、今回伺ったのは成田山に今も残る「一粒丸」を販売する三橋薬局。
江戸元禄の創業当時と、今も変わらぬ手法で製造している貴重なお薬です。
あの二宮金次郎もご愛用!
薬局が位置するのは、成田山新勝寺の参道。
土蔵造2階建の国登録有形文化財です。
店内には神農像や、昔の看板などが飾られていて、確かな歴史を感じます。
昔の人が、使っていた道中薬入れや印籠と言えば、内藤記念くすりの博物館コレクションが圧巻です。
インドで今も見られる携帯袋と同じ形のものもあったり「西欧の貴婦人が失神時、嗅ぐ気付薬入れ」や「鼻煙壺 (清朝のかぎ煙草入れ) の流れをくむ薬入れ」なんていうものもあります。
印籠は、蓋がはみ込み式になっていて、薬の変質を防ぐ構造
https://www.eisai.co.jp/museum/information/event/exhibition/muse18-1.html
さて、成田山「一粒丸」です。パッケージが紙製なのもステキ。
はじめ、開け方がわからず箱を分解しかけましたが、使いやすいスライド式でした。
開ける前から良い香り!この香りだけでも鼻詰まりや風邪に効きそう。
大人は、1回30粒。
多く感じますが、小粒なので一口でするっと飲めました。
飲んだ直後から、身体の内側から清涼感が広がってきて、すっきりとした感覚になりました。
下痢、消化不良による下痢、食あたり、はき下し、水あたり、くだり腹、軟便
沈降炭酸カルシウム、チョウジ末、コショウ末、ケイヒ末、オウバク末、アセンヤク末、ヨウバイヒ末、カンゾウ末
添加物として、l-メントール、d-ボルネオール、薬用炭、コメデンプン、寒梅粉
クローブ、コショウ、シナモンなど、おなじみのスパイスも並んでいます。
成田山詣の際は、ぜひ寄ってみてくださいね。
店名 | 成田山一粒丸三橋薬局 |
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電話 | 0476-22-0011(お問い合わせ専用) |
時間 | 9:30~18:30 |
定休日 | 木曜日 ※臨時休業もありますのでHPをご確認ください |
住所・アクセス | 千葉県成田市仲町363 |