『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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こちらの記事は、サロン時代に書いた記事を加筆・修正したものです。
アーユルヴェーダではオイルを使ったマッサージを行いますが、オイルで配管が汚れてしまうか気になる方も多いでしょう。
AROUND INDIAも、サロン時代はオイルが流れてしまう量がどうしても多くなってしまうので、きれいに保つために通販生活の微生物分解 パイプクリーナーを使っていました。
ラーメン屋さんの配管もきれいになるという、とてもよい商品で大満足。
そんなとき、雑誌うかたまにちょこっと載っていたのが、家庭で食べ物から作れるという「えひめAI-2」。
これは試さねば!
BN菌(枯草菌=納豆菌近縁種)、イソプロピルアルコール、混合植物抽出物、植物抽出物、酵素、重曹、キサンタンガム、リン酸水素ニカリウム、水
納豆菌、イースト菌、ヨーグルト菌、砂糖、水
一回使って真っ白!のような急激な変化はありませんが、長く使ってみたいと思い、2本目を作りました。
発酵中は、揺らしたり振ったりしないように気をつける。
保温に必要な温度は35℃〜42℃。温度が低すぎると発酵せず、高すぎると菌が死んでしまいます。
24時間発酵させることで、ある程度の機能は果たすものの、本来のパワーを発揮させるためには1週間発酵させた方が良いようです。
発酵時間は、連続24時間でなくても、合計24時間となればOK。夏場は、42℃以上にならないように気をつけながら、日光に当てておけばOK。
でも、AROUND INDIAが初めに作ったのは11月で、すでに寒い季節でした。
ペットボトルをエアパッキンでくるみ、湯たんぽと一緒に段ボールに入れて、窓辺に置いたり、お風呂に浮かべたりしました。
それでもすぐに温度が下がってしまうので、いつになったら24時間になるのかわからず。とりあえず長めに発酵させました。
2回目は12月。さらに寒いです。
熱帯魚のヒーターなど、温度を保てるものを使うと良いそうなので、サロンでオイルの湯煎に使っていたウォマトロンを利用しました。
上から温度が逃げないように、アルミホイルと布でカバー。
この状態なら、セットしておくだけで24時間後には完成です。
完成しました!
消費期限は、上澄み液は1年、下に沈殿したオリは、常温で3ヶ月、冷蔵庫に入れればもっと長く保つそう。
減りが早いので、「おかしいなぁ」と思いつつ、数日経過すると…。
ほとんど中身が無くなっていました!!
えひめAIのスプレーの先から、チョロチョロチョロチョロとシンクに流れ出ていました。
完成してスプレーを取り付けてから、蓋をしっかり閉めてしまったため、発酵を続けるえひめAIの逃げ場がなくなってしまったのですね。
もう一度、今度は多めに作りましょう。
AROUND INDIAのウォマトロンは500mlを8本入れられるので、1本はほんの少し残ったえひめAIが入ったままのボトルに液体を追加。
残りの7本は新規で作成。計2リットルです。
材料は8倍にしました。
前の液体に追加した1本の発酵具合はすごいものでした。
前回分を少し残して作るといいかもしれません。
今回は、蓋をゆるめて保管。
作るのが面倒な方は、市販品をどうぞ。