『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
Amazon
『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
オンラインストア
スパイスは、インドのアーユルヴェーダ、中国の漢方など、古来の伝統医学ではお薬の原料です。
ひとつひとつ、すぐれた薬効をもっています。
下の写真は、先月まで滞在していたインドのアーユルヴェーダ病院の生薬置き場です。
これでも一部。
生薬のなかには、スパイスのように食べものにも使うものもあれば、使わないものもあります。
日本のスパイスミックスといえば、七味が有名ですよね。
八幡屋礒五郎の七味唐辛子の起源によると、1625年(寛永2年)からしや徳右衛門が、漢方薬を基に生薬を組み合わせて七味唐辛子を売り出したとのこと。
およそ400年前から、日本で活用されてきたのですね。
七味の調合については厳密な定義がないとのこと。
七味で有名な八幡屋礒五郎では、お好みの調合をその場で作ってくれるサービスがあります。
今回は、長野・善光寺門前にある本店でお願いしてみました。
【カスタムブレンド実施店舗】八幡屋礒五郎 本店、MIDORI長野店、軽井沢店
約40種類の材料から、アイスのようにお好みのフレーバーを選びます。
ワクワクしますね。
スコーピオン、ハバネロ、バードアイ、信鷹、信八、大鹿唐辛子、益都、万願寺唐辛子
陳皮、黒ごま、麻種、山椒(長野県/和歌山県)、生姜(自社農場/国産)、紫蘇、ゆず、えごま、白ごま、花椒、パセリ、バジル、ブラックペッパー(粗挽/粉) 、ホワイトペッパー、オニオン 、ナツメグ、ガーリック、レモン、クミン、コリアンダー、山わさび、島こしょう、すじ青海苔、塩、クローブ、シナモン、八角、かぼす
さじですくって、よくよく混ぜます。
できたての香りをかがせてくれます。
調合カルテもついてくるので、「前回と同じものを調合してほしいけど、なにを入れてもらったか忘れちゃった!」ということがありません。
カルテの番号を伝えると、かんたんにリピート注文ができる仕組みです。
AROUND INDIAは、七味とアーユルヴェーダミックスを作りました。
「スパイスをイチから選ぶのがむずかしいけど、調合してほしい!」
という方は、おすすめ調合メニューから選ぶとかんたんですよ。
カレー好きには、八幡屋礒五郎の七味ガラム・マサラもおすすめです。
長野に行ったら、日本古来のスパイスを楽しんでみてくださいね。
名称 | 八幡屋礒五郎(やわたや いそごろう)本店 |
電話 | 026-232-8277 |
時間 | 9:00 – 18:30 |
定休日 | なし |
住所・地図 | 長野県長野市大門町83 |