『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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インドの北西カッチ地方のホドカ村(Hodka village)というところにあります。
運営しているのも働いているのも村人で、全員男性!
営業は10月中旬から3月中旬まで、季節限定の宿です。
ローカルながら、美しさと快適さが備わっています。
伝統建築のブンガ Bhungaという小屋や、広々としたテントに泊まることができます。
AROUND INDIAが、SHAAM-E-SARHAD VILLAGE RESORTに泊まりたかった理由は、ブンガに泊まってみたかったことと、カッチの村人たちと交流したかったからでした。
地元の手仕事を購入したり、ローカルフードをいただくことができ、音楽などの文化も楽しめるのです。
全額事前精算が必要とのことで、ブジにある予約オフィスに出向きました。
そこでこのエリアに入るために必要な入域許可証などの注意事項を教わりました。
入域許可証については「憧れのカッチ。真っ白に輝く塩砂漠へ|グジャラート州カッチ地方」をどうぞ。
ブジ市内からSHAAM-E-SARHAD VILLAGE RESORTへは、タクシーで向かいました。
荒涼とした大地をひた走ること2時間くらい?
案内されたブンガは、うっとりするほど好みでした。
想像していたよりも、ずっと広い室内。天井が高く、ガラス窓も大きく、のびのびしています。
中央に大きなベッドがどかーんと備わっています。
壁にはミラーが埋め込まれていたり、置かれているトレーや、ベンチ、窓のデザインなど、気分が盛り上がります!
バスルームは、一旦外に出て、別の小屋に入ります。
こちらも清潔で、モダンなデザインもすてき!
砂漠のため、朝晩はかなり冷えるのですが、毛布がすばらしかったです。
触れると、自然と体が温まってくるのです。きっと、この村の家畜の毛で手織りされているのでしょう。
ベッドカバーも刺し子でかわいい。
こちらはテントのお部屋です。
SHAAM-E-SARHAD VILLAGE RESORTは、3食付きです。
すぐ外にレストランが並ぶような場所ではないので、とても助かります。
食事利用だけも可能なようで、ランチだけ食べにきていたグループもいました。
食事は、オープンエアのダイニングでいただきます。
ブッフェスタイルで、グジャラート料理とカッチ料理です。菜食のみ。アルコールは禁止です。
チャパティは、その場で七輪のようなもので焼いてくれます。お好みで、ギーを塗って。
どのお料理もおいしくて大満足!
ただ、夜は寒くて、お料理があっという間に冷めてしまいました。
手食しているうちに、手についた豆カレーが固まり、どんどん体の熱を奪っていきました。
寒い夜は、暖かい格好をして、スプーンで召し上がった方が良さそうです。
少し高いところから宿の周りを見渡してみましたが、人の気配がありません。民家はどこにあるのかな?
村人スタッフのおじいさんが、村を案内してくれることになりました。
翌朝10時に約束の場所に行くと、肝心のスタッフさんがいません。
近くにいた人に尋ねると、村でどなたかが亡くなり、みんなお葬式に行ってしまったとのこと。村人運営ならではですね。
「村は道を挟んだ向かい側だから、行ってみたら?」と言われ、出かけてみることにしました。
道を渡り、小道をいくら進んでも、家も人も見当たらず。
横道に入ってみたら、木々に隠れるように家が建っていました。
大通りからは想像できない、日差しを遮り、砂が舞わず心地よさを感じる環境です。
数名の女性の後ろ姿を遠くに見つけましたが、「女性に話しかけないように」と言われていたので、少し離れたところにいる家畜を連れた高齢男性に話しかけてみました。
すると「どうぞ」と家の方向へ促されました。
敷地にお邪魔すると、許可を受けていることを知らない女性たちは逃げ隠れてしまいそうになったので、慌ててご挨拶。
適当ヒンディー語で、おじいさんがOKと言ったみたいなことや、SHAAM-E-SARHAD VILLAGE RESORTという宿の名前を伝えてみたりしました。女性たちは宿に関わっていないのか、わたしの発音が悪いのか、宿のことがピンとこないようでした。
しばらくがんばっていると、なんとかお邪魔したいという意思は伝わったようで、お家へ招き入れてもらうことができました。
家の入り口には目の縁取りに使われるアンジャナの容器がかかっていたり、布が積まれていたり。シンプルな造りでした。
希望すれば、彼女たちが作る刺繍の衣装なども購入できますが、女性の写真撮影はNGとのことでしたので、いきなりカメラを向けないように気をつけてくださいね。子供たちは撮影OKでした。
ホドカ村の周りには、手仕事の村が点在。
白い砂漠、黒い崖など、自然も楽しめます。
ぜひお祭りの季節に行ってみてくださいね。
名 称 | SHAAM-E-SARHAD VILLAGE RESORT |
連絡先 | ブジにあるオフィス 住 所:Office#13 | Maa Ashapura Complex | Opp. Ashapura Temple | Bhuj – Kutch I Gujarat. 宿の場所 住 所:Hodka, Banni, Bhuj (Kutch) – Gujarat |
住所・地図 |
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