『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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インドにも医療保険があるのですが、日本のように全員が加入するような保険ではありません。
これまで保険の適用となるのは、基本的に西洋医学。
理由は、アーユルヴェーダは医師の判断によってその人に処方するトリートメントが違うこと、お薬の材料が高価なことがあるなど、適正な料金かどうかの判断が難しいと考えられてきたからです。
でも、今のインドはモディ首相の牽引で、アーユルヴェーダやヨガなどの伝統医療を猛烈に推進しています。
そこで2016年11月23日、遂にアーユルヴェーダも保険の適用とすることが決まったのです!インドの伝統医療省AYUSHが作成したガイドラインは下のリンクからご覧ください。
全13ページのガイドラインを見る(GUIDELINES FOR INSURANCE COVERAGE TO AYURVEDIC TREATMENT)
適用されるのは入院が必要な20種類の病気に限定されています。
病名、症状、トリートメントの内容、日数が、かなり具体的に定められています。1つの例を見てみましょう。
定義としては、15床以上あること。
5名以上のアーユルヴェーダドクターと、充分な数のセラピストが在籍していること。
日々の医療記録をきちんとつけていること。
例えば、オイルマッサージのアビヤンガAbhyangaは、一回あたり1145ルピー。
額にオイルを垂らす、アーユルヴェーダで有名な シロダーラ は、1420ルピーと定められています。
今後は、アーユルヴェーダに続き、ヨガ、ホメオパシー、ユナニ、シッダ、ナチュロパシーへと保険適用範囲が広がる模様です!
選択できる治療のバリエーションが増えますね。
GUIDELINES FOR INSURANCE COVERAGE TO AYURVEDIC TREATMENT
Now, ayurveda treatment gets insurance cover
Insurance coverage for Ayurveda treatment cleared
Do Ayurveda treatment or alternative medicine Covered by Health Insurance?