『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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いいえ。それはアーユルヴェーダのほんの一部です。
インドでも多くの方が誤解していることなので、一つ一つご説明していきますね。
アーユルヴェーダは「生命に関する智慧」のこと。
AROUND INDIAでは「いのちの取扱説明書」と表現しています。
早起きも、運動も、食べることも、楽しむことも、眠ることも、もっともっと専門的な治すこと、心や身体のバランスを取ること、お薬の作り方、人間の営みに深く関わる動物のこと、食べものや薬の原料にもなる植物のことなど、あらゆることがアーユルヴェーダに含まれているのです。
オイルマッサージは、そのうちの大切な方法のひとつ。
ごま油を使うのは、正解でもあり不正解でもあります。
アーユルヴェーダの古典の教科書で、オイルの中で一番おすすめされているのがごま油なのですが、インドの病院で治療に使うオイルは、ごま油やココナッツオイルをベースに、たくさん薬草などのエキスが含まれているものが一般的。
たくさんの種類があって、体質や症状によって使い分けられています。
オイルだけでなく、粉や煎じ薬を使うこともあります。
一方、現地の家庭で伝統的に使われているのは、ココナッツオイルやひまし油など、その土地で採れるオイルが一般的。
AROUND INDIA田村の見解としては、日本の暮らしで取り入れる場合も、手に入れやすく、多くの方におすすめできるオイルを活用すると良いと思います。
日本には伝統製法で作られている、すばらしいごま油があるので、アーユルヴェーダの一環としてぜひ使ってみてくださいね。
ごま油については、アーユルヴェーダ自然のお薬4:キュアリングのいらない伝統製法の玉締めごま油をどうぞ。
使いかたは、簡単!自宅でできるアーユルヴェーダ式オイルマッサージや、著書「暮らしのアーユルヴェーダ」を参考にしてくださいね。