『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
Amazon
『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
オンラインストア
2023年に入ってから、複数の方がアーユルヴェーダを目的とした観光ビザの申請を却下され、医療ビザを取得するように指示を受けました。
仕方なく、あらためて医療ビザを取得すると、今度はインド入国時に
「なぜ医療ビザにした?観光ビザでなくてはダメだ」
と揉めてしまうケースが出ています。
特に短期コースで学ぶと伝えてしまうと、より混乱が広がるようです。
インドのビザは突然変更する場合があります。
数年前から、アーユルヴェーダの短期スタディコースは、以下のように正式に観光ビザの範囲で認められていて、多くの方がそれで入国できていました。
SHORT TERM COURSES ON LOCAL LANGUAGES, MUSIC, DANCE, ARTS & CRAFTS, COOKING, MEDICINE ETC. WHICH SHOULD NOT BE A FORMAL OR STRUCTURED COURSE/PROGRAMME (COURSES NOT EXCEEDING 6 MONTHS DURATION AND NOT ISSUED WITH A QUALIFYING CERTIFICATE/ DIPLOMA ETC).
急に拒否されるようになってしまった理由は、恐らく、新設するAYUSHビザ導入に伴う事情が絡んでいるのではないかと思われます。
それでも問題なく入国できていたのですが、徐々に対応が厳しくなってきています。
AROUND INDIAのところにまでインドの空港から連絡があり、「アーユルヴェーダの短期コースを受ける方は、観光ビザを取得するようにお知らせするように」とのことでした。
医療ビザを取得してきた場合は、滞在先の施設に重大なペナルティが課される可能性があるとのことです
この指示も空港の所在地によっても変わる可能性もありますが、短期のアーユルヴェーダ、特にスクールなどで学ぶ場合は、観光ビザを取っていくのをオススメします。
申請時に目的を選択する項目では「アーユルヴェーダなどの短期コース」を選択すると医療ビザや学生ビザを求められてしまう可能性が高いです。「観光」を選択してください。
インドビザは、いつ変更になるかわかりません。
ビザ申請前、インドの電子ビザ問い合わせ窓口にどのビザを申請すべきか確認すると安心です。
AROUND INDIAは、やり取りのメールをコピーして入国時に持参するようにしています。
電話:+91-11-24300666(英語)
メール:indiatvoa@gov.in(英語)
自分で申請するのが不安/時間がない場合は、各旅行会社やビザ申請代行業者に相談してみてください。
旅行会社トラベルサライの小倉さんもご協力いただけます(ogura.saray@gmail.com)ので、「AROUND INDIAで見て」と連絡してみてください。