『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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ケーララ(ケララ)州北部カーサルゴード県のEdayilakkad Snake Temple(ഇടയിലെക്കാട് ശ്രീനാഗാലയം、)は、独特な空気感のお寺でした。
Edayilakkadというのは小さな島なのですが、猿がいっぱいいるなど自然が豊かです。
森の入り口で履き物を脱ぎ、裸足でお邪魔します。森自体が守られた神聖な場所なのです。
男性は上半身も脱いだ方がいいかもしれません。
特別な建物はありませんが、蛇の像がありました。
この辺りでは、よく蛇が祀られていてSarpakaavu(Sarpa Kavu)と呼ばれ大切にされています。
森が多いケーララ(ケララ)では、蛇 nāgaは身近な存在。
子宝にもよいそうです。
森にはもちろん毒蛇もいます。でも、アーユルヴェーダには毒物の分野もあり、現地の伝統医や、カラリの師匠なども毒の治療ができます。
蛇の神様は、森や自然に対する畏怖の念を抱かせ、破壊から守る役割も担っているように感じました。森が守られることで、アーユルヴェーダのお薬の原料になる薬草も守られています。