『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
Amazon
『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
オンラインストア
コロナになって注目される口腔衛生による予防法。
口の中を清潔に保つことで、ウイルスを効率的に減らすのです。
ヨード系のうがい薬も、一時売り切れていましたね。
おすすめとしてよく目にするようになったのは、アーユルヴェーダではおなじみの「 舌磨き 」です。
AROUND INDIAの生徒さんの間でも、最も取り入れやすく定着率No.1の習慣。
すごく簡単で気持ちがいいので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
舌磨きという名前がついていますが、ゴシゴシ磨く必要はありません。
表面についた余分な舌苔(ぜったい)を、やさしくかきとる感じで大丈夫。
強くやってしまうと、約10,000個ある食べ物の味を感じる器官「味蕾(みらい)」を傷つけてしまうこともあります。
奥から手前に、やさしく数回こすりましょう。
林修の今でしょ講座で「口腔ケアで免疫UP!?コロナから身を守る」で、舌磨きがコロナの感染予防につながる?!という最新の研究発表が取り上げられていました。
AROUND INDIAが驚いたのは、 舌磨き をしている人の割合。
クラス、知り合い、イベント出店時などでお会いしたみなさんは、舌磨きをしていない人が圧倒的に多かったのです。
でも57%もの人がやっているという結果が出ていました!
下の動画で確認してくださいね。
元々インドでは、葉脈など自然のもので使い捨てる方法で行われてきた 舌磨き ですが、市販品を活用するとお手軽です。
そこで、コロナの予防に注目されている素材が「胴」です。
胴は抗菌作用が強いのです。
米国立アレルギー感染症研究所の論文で、コロナウイルスが付着した場合、どのくらいの時間生き延びるのかを確認してみましょう。
なんと4時間!空気中に漂っているウイルスが消える時間とほぼ同等なのです!
同じ金属でも、ステンレスは約48時間。
胴には段違いの抗菌パワーがあることがわかりますね。
こんなとき、伝統ってすごいなと思います。
アーユルヴェーダ・ヨガ・カラリパヤットゥ、インドで学んで以来、
「あぁ、これはアーユルヴェーダでは昔から行われている」
「これはヨガ」と古くからのことが、最新研究で効果が証明されていくものがたくさんあるからです。
AROUND INDIAのお気に入りは、銅製の舌磨きです。
下の写真のものは、インドの銅職人さんに作ってもらいました。現地のヨガアシュラムのものも作っている方です。
オンラインストアでお取り扱いしているので、よかったらご利用くださいね。オリジナルの使い方ミニブック付きです。
林修の今でしょ講座で「口腔ケアで免疫UP!?コロナから身を守る」でおすすめされていた、コロナ予防に役立つ舌磨きの回数は1回でした。
アーユルヴェーダでは起床時の使用がおすすめなので、起床時と就寝前の1日2回やってみては?
予防法が気になる方は、こちらの記事もどうぞ▼