『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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ネパールで料理のおいしさが有名だという、ネワール族(Newari)とタカリ族(Thakali)。
その二つの料理をいただけるアーガンへ行ってきました!
場所は、イスラム横丁のある新大久保です。
下のマップをご覧ください。
焦げ茶色がタカリ族などの住むエリア。赤がネワール族が住むエリアです。
By I flattened out a bit a scan of a map made by CIA. – CIA work from University of Texas Libraries site., Public Domain, Link
アーガンは、大通りに面した建物の4階にあります。
店内には、現地の昔ながらの台所を模したスペースがあったり、マニ車を回せたり、もはやミニテーマパーク。
干し飯 , 生姜 , 大豆 , 緑豆 , 青菜炒め , スパイシージャガイモ和え , 漬け物 , マトンのスパイス和え , 豆のパンケーキ , 揚げ小魚 , ネパールゆで卵 , 木の実の漬け物
葉っぱのお皿が、そそります!
ご飯 , チキンカレー , マトンカレー , 豆スープ , 漬け物 , サラダ , 野菜カレー , 乾燥醗酵野菜の漬け物 , 青菜炒め , バターオイル , パパドゥ , トマトの漬け物 , デザート
AROUND INDIAは、甲乙つけがたく、どちらも大好きでした。
ネワールごはんは、はじめて食べるものが多かったです。
まず主食が、ネパールの干し飯チウラというのがポイント!
インドのポハ(ポヘ)やアヴァルと同じものだと思うのですが、AROUND INDIAにとっては朝食や軽食に食べるイメージだったので、こんな風にランチの主食になっているのが新鮮でした。
チウラにチキンスープをかけていただくと、もう完璧!
おかずは、節分の豆のようなカリッとした食感の揚げ豆(これは結構固め、歯に注意)、マトンのスパイス和え、茹で卵など、しっかりとした食感のものが多めです。
豆のパンケーキは柔らかめの食感で好きでした。
全体的にかなり好み。
タカリごはんは、添えられたバターオイル(ネパールのギー)を、はじめにごはんに混ぜるように言われました。
一気にリッチな風味になりますよ。
スタッフさんイチ押しのマトンカレーもおいしかったです。
はじめての方には、タカリごはんの方が馴染みやすいと思います。
写真はありませんが、追加で注文したチャイもリアルなお味でおいしかったです。
ご一緒したネパール密教の踊り”チャリヤー”の久美子先生が「現地の味そのもの!」と太鼓判。
ネパールにも行ってみたい!と思わせるおいしさでした。
今回は、アラカルトを楽しみました。まずは、おいしい肉汁が溢れ出すスチームモモ。
バラ baraというネパール風パンケーキは、チキンカレースープをかけて食べるスタイル。
お味は4種類。プレーン、エッグ、肉、ミックス。
ミックスなら、スープをつけずにそのままスナックのようにも食べられますよ。
「ミックスだと、スープをつけずにそのままスナックのようにも食べられます」とのことで、ミックスにしてみました。
カリッと香ばしいところに、チキンカレースープがしみ込むと、またおいしい。
こんなおいしい軽食いいですねぇ。旅行中も、軽目の夕食や手軽な一人ごはんとして食べたい。
バラ bara、いつかネパールに行った時のために覚えておくとしましょう。
メインは、今回も干し飯チウラです。ハマってしまいました。
合わせたのは厚揚げカレー。バラの付け合せのチキンカレースープも一緒に混ぜてみると、こちらももちろん最高でした♩
しめは、チャイ。
AROUND INDIAの周りの旅人たちに聞くと、ネパール現地のごはんは「おいしい」という意見もあれば「特筆すべきものはない」という意見もある。
旅のスタイルや、訪れる地域、出会えた人々などによって変わるようです。
ここアーガンで食べる限りでは、最高においしそうな国です。
今回は地球の歩き方・インド版の編集を務める、Kailasの松岡さん・野瀬さんとランチに伺いました。
Kailasのお二人は、日本で得られるセンスのいいインドの立役者。
多くの人がその情報に助けられているんですよ。
お二人のセンスが凝縮した、インドお買い物の必携本▼
AROUND INDIAは、忘れられない一品となったサマエバジセットをオーダー。
マトンのスパイス和え、噛めば噛むほどおいしい。
Kailasのお二人は、アーガン・スペシャル・タカリセットでした。
近況やインド旅のきっかけなど、いろいろお話できて楽しかったです。
8月はゴンド・アートのバッジュ・シャームさんが来日されるそうですよ。夏休みの予定を考えている方、ぜひ京都へ!
今回は3人で行って、ランチのアーガンスペシャルタカリセットとネワリサマエバジセット、私は初めてのネワリボジセットを選びました。
ランチはドリンク付きだったので、ラッシーを選択。
ネワリボジセットはランチではないものの、なんとお酒付きでした!
「甘酒みたいなもの」というチャンを選びました。乳酸系で、甘酒ほど甘くなく、アルコール分が強めで5〜6%ほどあるようです。お酒に弱いわたしの遠い記憶によると、韓国のマッコリに似ているような…。
ちなみに、もうひとつの選択肢であるラクシーは28〜40%ほどと、さらに強いお酒です。
ネワリボジセットのなかみ
干し飯、緑豆、漬け物、トマトの漬け物、マトンカレー、チキンカレー、タケノコ、香草スープ、木の実の漬け物、ネパールヨーグルト、シサプサ、ネパールのお酒(ラクシー or チャン)、デザート
サマエバジもしっかりボリュームあるのですが、ネワリボジセットはさらにすごい。
お肉料理、干し飯、豆料理など、ドライな料理が多めの構成で、お酒のおつまみにも良さそうでした。
そうそう、サマエバジにはカリッとした豆(写真では、黒いものです)が付いているのですが、固いものが大好きな方でも「おいしいけど、歯が折れそう」と言っていました。注意して食べてくださいね。
ネパール料理を知りたくなったら、作ってみましょう。
家庭の味の基本は、クミン・にんにく・生姜なんですって。
名 称 | ネパール民族料理アーガン 新大久保店 2019年12月、上野に姉妹店オープン!エスニックダイニング スパイスカルチャー |
電 話 | 03-6233-9610 |
時 間 | 11:00~23:00 |
定休日 | 年中無休 |
住所・地図 | 東京都新宿区大久保2-32-3 JR山手線「新大久保駅」より徒歩約4分 |
AROUND INDIAに掲載しているインド料理屋さんマップです!地名からお店情報を探してみてくださいね。