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4度目のムンバイにして、はじめて訪れたハジアリ(Haji Ali)。
アラビア海に伸びる白い道。その先に浮かぶように見える建物に目を惹かれていました。
ハジアリは、イスラム教徒にとっての聖地のひとつです。
Eyewitness Travel Guide: Indiaによると、モスク(寺院)であり、Haji Ali Shah Bukhariという昔の豪商のお墓です。
どうして商人のお墓が聖地になっているのかというと、その方がイスラム教聖地メッカに巡礼した後、すべての財産を捧げたから。
海の中の岩場に霊廟が建てられたのは15世紀のこと。
その後、モスクが20世紀初頭に作られました。
現在はコンクリートのしっかりとした道がありますが、昔は潮が引いた時だけ行ける、より特別な場所だったのだそう。
参拝者数は、毎日1~1.5万人。木・金・日には、一日2〜3万!
ラマダン時期やお祭のときは更に混むそう。
ムンバイセントラル駅(Mumbai Central)から徒歩、もしくはタクシーなどが便利です。
ハジアリに近づくと、人が溜まっている公衆トイレ(有料)がありました。
中に入ると大混雑!
遠くから巡礼に来た人々が、モスクへ行く前に身を清めて、新しい衣装に着替える場所として利用されているのでした。
地下道をくぐり抜け、海側へ出ます。
身を清めた人は、泥の水たまりを踏んで汚れてしまわないよう、裾を持ち上げたり、つま先立ちで歩いていました。
訪れたのは金曜日。イスラム教徒の礼拝日なので、とっても混んでます。
モスクへ続く道には、両脇にお土産屋さんや、体重計測屋さんなどが並んでいます。
スルマ(目の縁取り)をしてもらうおじさん。いい香りを身につけるために香水を買う人。これらはSunnahという習慣なのだそうです。
絨毯など高級なものも売っているので、クレジットカードもOK!露店らしからぬ本気のお店がいっぱいでした。
モスクでは、ちょうど礼拝の時間のようでした。
休んでいる人、お祈りしている人、誘導する人、靴を探す人、いろいろいました。
意外にカジュアルな格好の人も多いですね。
さすがイスラム教。がっつりノンベジ、お肉です。
炭火で焼かれたお肉をグリーン系のソースにつけて、定番付け合わせの生の玉ねぎやパンと一緒に食べました。
屋台から望む、ムンバイ市街の景色もすてきでした。
お祭に行ったようで楽しかったです。
名 称 | ハジアリモスク(寺院、霊廟) Haji Ali Dargah |
電 話 | +91 90523 43500 |
住所・地図 | Lala Lajpatrai Marg | Mahalaxmi Race Course, Mumbai, India ムンバイセントラル駅より徒歩20分 |
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