『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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この件に関するご相談は、これまで定期的に受けてきました。
日本で学ぶことで抱きやすい感覚のようですね。
アーユルヴェーダは、ちょっとマニアック。
リラックスや美容としてではなく、アーユルヴェーダ自体を目的に来られるお客様や、インドやスリランカでご経験のある客様がお見えになることも多いです。
そのためセラピストさんが「わたしの方がアーユルヴェーダのことを知らない」と感じてしまう。
大切なのは、セラピストさん自身が、何を目的にトリートメントを行っているかではないでしょうか?
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たとえば、インド人も驚くおいしいインドカレーを作ったのが、実はインドに行ったことがない日本人だとしましょう。
日本で有名シェフのもとで修行したかもしれないし、好きで作っているうちに完成した味かも。
作った人の目的が「おいしいカレーを食べて欲しい」であれば、見事達成!
お客様の目的が「おいしいカレーを食べたい」であれば、それも達成!
「インドに行ったことがある人のカレー」とか「インドで修行した人のカレー」「インド人が作るカレー」が目的のお客様は、目的を達成することができませんが、割合は多くないはず。
たとえお客様の当初の目的とはずれていたとしても、おいしければ、かえって「インドでたくさん食べてきたけど、この味最高!」とプラスに働く可能性さえ秘めています!
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話をアーユルヴェーダに戻しましょう。
AROUND INDIAは体験することが大好きなので、インドで本場のアーユルヴェーダを受けて現地で学ぶのは、心の底からおすすめです。行きたくなった時は、サポートしますのでご連絡ください。
でも自信を失った状態のセラピストさんは、ちょっと待ってください。
帰国後に、何度も本場でアーユルヴェーダを受けてきたお客様がいらしたら、どう感じるでしょうか?
「わたしは、まだ一度しか行ったことがない」「わたしは、たった〇〇日しかいなかった」と、すぐに自信を失くしてしまうでしょう。
まず自信を育てましょう!
トリートメントの目的を定める。たとえば「心をこめたトリートメントでリラックスしてほしい」などなど。
それから「インドのアーユルヴェーダも知りたい!」という気持ちで現地に臨めば、もっとワクワクした時間が過ごせると思います♩
足りないから補うのではなく、追加したいものを足しましょう。
Enjoy Ayurveda!
インドで学びたくなったそのときは、現地とお繋ぎするのでお知らせくださいね。