
『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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鎌倉を歩いていたら、目に飛び込んできた「ポンディシェリー」の文字。
ポンディシェリーと言えば、インドのなかに少しだけあるフランス領だった場所の名前。
ひょっとしてポンディシェリー料理が食べられるインド料理屋さんかな?と駆け寄ってみると、そこには「フランス料理の技法をベースに南インドのスパイスを融合させた新しい感覚の料理を……」と書かれていました。
どのように融合しているのだろう?その日以来、気になるお店になりました。
インドは、イギリスの植民地というイメージが強いですが、オランダやポルトガルなどの領地だった歴史があります。
ポンディシェリはフランス領地だったところを指し、インド各地に数箇所あります。
最も有名なのがタミルナドゥ州のポンディシェリ。
マイナーだけどAROUND INDIAにとって最も身近なのがケララ州のMaheで、フランスの面影はほとんどありませんが、酒税が安いので酒屋が立ち並ぶなど、他の地域とは一風違います。
そして遂に、アーユルヴェーダ病院リトリートに向けて、母がこちらで壮行会を開いてくれました!
予約して伺った「ポンディシェリー」
笑顔がすてきな本多シェフからお話を伺いました。

シェフが17歳のとき、初めて勤めたのが「紅茶専門店ディンブラ」。そちらで紅茶研究家の故 磯渕猛氏から、紅茶のことやスパイスのことを教わり、好きになったのだそうです。当時の同僚がmimi lotusの吉池浩美さん。
その後フレンチの料理人として約30年間研鑽を積まれ、そしてインドとの融合フェーズへ。
というのも、シェフのお兄様は南インド・チェンナイで、食品関連の貿易会社を営んでおられ、そちらを訪れたときに、スパイスの産地クミリーのファームや、店名の由来となるポンディシェリに滞在。そこで出会ったのが、フランスの古い街並みとインドの活気が溶け合った不思議な景色。
そうして、いよいよオープンに至ったのが鎌倉の「ポンディシェリー」
完成度の高いフレンチとスパイスの融合です。

ドリンクのラインナップも見逃せません。
お兄様のアドバイスを得ながら丁寧にセレクトされた、赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン、ビール、ウイスキー、ラム酒は、全てがインド産なんですって。
ワインは、厳選した2社のワイナリーのものを置き「近年はフランスやイタリア、スペインなどのワイン大国に負けないクオリティーの物がインドでも生産されているので是非色々試して頂きたいです」とのこと。
自家製スパイスシロップを使ったカクテルは、来店客の約8割が注文するほどの人気メニューで、ノンアルコールも用意されています。








この日のコースは、まさに「フランス料理×スパイス」を体現したものでした。
見た目、そして繊細さはフレンチなのに、ふわっと香ったり、後から味がやってきたりと上品なスパイス使いに南インドを感じます。絶妙なバランス。
「パンを販売してほしい」という声も聞こえてきました。
インドに行く前に、いい時間が過ごせました。ごちそうさまでした。

| 店名 | ポンディシェリー instagram|食べログ |
|---|---|
| 電話 | 0467-84-7610 |
| 予約 | 可 |
| 定休日 | 火曜日、および第1・3・5水曜日 営業日は instagramでチェックしてください |
| 住所・アクセス | 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-2-3 電車の場合:JR・江ノ電「鎌倉」駅より徒歩約8分 自動車の場合:近隣のコインパーキングを利用 |
AROUND INDIAに掲載しているインド料理屋さんマップです!地名からお店情報を探してみてくださいね。