『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』田村ゆみ著
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アーユルヴェーダの調べ物をしていると「論文にアクセスできない!」ということがしばしばあります。
購読契約をしている機関に所属している人だけが参照できるので、契約していないサービスの論文は読めません。
「探している答えが書かれていそうなのに読めない」というのは、とてももどかしい。
しっかり書かれているからこそ有料なのですが、良質な情報を参照しづらく、不確かな情報がアクセスしやすいというのは、世の中にとってはマイナスな気がします。
インドはそれを解消するために「One Nation One Subscription(ONOS)」という取り組みを開始。
今年から、最大で1億8千万人の学生、教員、研究者が学術研究論文にアクセスできるようになったそうです。
これまではアクセスできなかった人が多いはずなのですが、昨年の研究論文の生産量はなんと世界第3位だったというインド!
今後、インドの研究・教育、ますます強くなる予感。
日本に赴任する外国人から「なぜ大学卒業後(大学院に進まず)就職する人が多いのか」「向上心が感じられず、現状に満足しているようだ」「なぜもっと勉強させないのか」と心配の声が囁かれています……。
このままだと差は広がってしまいそうです。
インドが「国として」論文誌の無料サブスクを解禁。1,300のジャーナル公開で、学びの格差解消へ | IDEAS FOR GOOD
India takes out giant nationwide subscription to 13,000 journals | Science | AAAS