『ケララ秘伝
暮らしのアーユルヴェーダ』
伊藤武・田村ゆみ共著
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『アーユルヴェーダと〇〇 vol.1 パンチャカルマ基本編』
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マライヨー Malaiyoは、北インド・ウッタルプラデーシュ州にある、ヒンドゥー教の聖地バラナシ Varanasiで1〜2月ごろだけ登場するという冬季限定スイーツ。
ある日、ラッシーを飲みに入ったお店 Dugdh Sagarで見つけたのは、素焼きのカップに入った、黄色くてふわふわしていそうなもの。
アイス??でも、常温で置いてあるし…。
これは一体なんでしょう??
お店の方に尋ねると「マライヨー」だと言います。
マライは牛乳の上にできる膜。
フェイスパックに使ったり、ギーを作ることができるもの。
そのマライを使ったデザートなのかなぁ?
ラッシーを飲みにきたものの「マライヨー」も気になっていたら、ミニサイズがあるとのこと。
やった!両方ためしてみましょう。
運ばれてきたマライヨー。やわやわなのかと思ったら、まったく揺れもせず、結構しっかりしているようでした。
さて、食べようと容器を持ちあげてみたら…、軽いっ!!
まるで何も入っていないみたい。
木ベラのスプーンを差すと、すーっと吸い込まれていくようでした。
こんなにも、ふわふわだとは。
お味は、甘いけど甘すぎず。濃厚だけど軽くて、とにかくおいしい。
食べ終わったら、空いた容器に甘いサフランミルクを注いでくれました。
初体験のマライヨー、お気に入りインドスイーツになりました。
再訪したら、ちょうどマライヨーを作っているところでした。
はじめにブレンダーで撹拌して、ふわっふわにします。
続いて大きな金網を鍋に入れて撹拌するのですが、かなりハードな体力仕事です。速さも重要みたいです。
サフラン液を混ぜ込むと、全体が美しい黄色に染まりました。
ラブリという牛乳を煮詰めたコンデンスミルクのようなものを、金網を通してパラパラとふりかけ、さらに撹拌。
これで濃厚さも加わりました。
ふわふわの食感は、こうして作られていたのですね。
できたてマライヨーを試食。この間のものよりも更にふわっふわっ。格別の味わいです。
そうそう、Dugdh Sagarのラッシーは酸味もあって好きなんです。
だから今回もまたひとつを選べず、ミニマライヨーとミニラッシー、両方頼んでしまいました。
さすがヒンドゥー教の聖地バラナシ。乳製品が豊富です。
あなたもお気に入りのスイーツを見つけてみてくださいね。
名 称 | DUGDH SAGAR LASSI BHANDAR |
電 話 | +91 80527 16867 |
時 間 | 9:00〜0:00 |
住所・地図 | Luxa Rd, Near PDR Mall, Luxa, Varanasi, Uttar Pradesh 221010 インド |