シロダーラ

シロダーラ とは?

Shirodhara  シロダーラ
Shiro(頭)+Dhara(垂らし続ける)
サンスクリット語で「頭部に垂らし続ける」という意味です。

額にオイルを垂らすトリートメントで、アーユルヴェーダのメインビジュアルともなっているのでご存知の方も多いでしょう。全身ではなく頭部のトリートメントのため、服を着たまま受けることができます。

日本では、豪華なサロンで行う優雅なトリートメントというイメージが強いですが、インドのアーユルヴェーダ病院では本格的な治療として活用されています。

頭部以外に行う場合はシロ(頭部)ダーラではなく、ジャヌ(膝)ダーラなど呼び名が変わります。

こんな方におすすめされます

  • 眼病
  • 副鼻腔炎
  • 白髪
  • 記憶喪失
  • 不眠
  • ストレス
  • めまい

使用するのはオイルだけではありません

ごま油を使用するものだと思われていることが多いのですが、実際には垂らすもの=液体であり、オイルに限らず症状に合わせて様々な液体を用います。

  • オイル( タイラダーラ Thailadhara)
  • バターミルク( タクラダーラ Thakradhara)
  • ミルク( クシーラダーラ Ksheeradhara)
  • ココナッツウォーター
  • 母乳
  • 水(ジャルダーラ Jaldhara)

大切な司令塔である脳を含む頭部に垂らし続けるということは、その液体が染み渡るということです。化学的な液体など歴史が浅いものを使用するのは危険なのでやめましょう。

シロダーラ のよくある誤解Q&A

Q. 眉間のチャクラに垂らすんですよね?

A. いいえ、誤りです。刺激に敏感な一箇所に垂らし続けることはしません。
額全体や頭部に絶え間なく行き渡らせ、適宜手で誘導します。この手で撫でられる作業が安らぎを増します。

Q. ストレス解消のトリートメントですよね?

A. ストレスにも良いですが、それだけではありません。 シロダーラ はこんな方におすすめされますをご覧ください。

Q. ごま油を使うんですよね?

A. 日本のみならず、誤解が多いポイントです。

実際の治療では症状に合わせてお薬として液体を処方しますが、日本のサロンでトリートメントを受ける方はリラックス目的の場合が多いので、手に入りやすくアーユルヴェーダでおすすめされているごま油を使うことが多いのです。

また、ダーラのような大量のオイルを使用するトリートメントに、本格的なアーユルヴェーダオイルを使用すると、とてつもなく高額になってしまうというのも、ごま油が広く使われている理由です。

アーユルヴェーダオイルが身近に手に入るインドのリゾートであっても、ごま油を使用していることがままあるそうなので、インドで受ける際はドクターの常駐している施設に行くことをおすすめしています。

YUMI TAMURA

アラウンドインディア 田村ゆみ。日本とインドを行き来しながら、暮らしに取り入れるアーユルヴェーダや元気の知恵を探っています。 インド政府認定アーユルヴェーダ・パンチャカルマセラピスト。ケララ伝統武術カラリパヤットゥ・セラピスト。元インド号編集長。ケララ州のアーユルヴェーダ病院PVA Ayurveda Hospital・MGS Kalari Sangam提携。著書『暮らしのアーユルヴェーダ』

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