用語集

AROUND INDIAで使用している、主にアーユルヴェーダに関する用語の一覧です。
のんびり充実していく予定です。

あ行

アグニ

agni अग्नि、消化の火。食べて、分解して、栄養を取って、体になって、余分を排泄物 マラ として外に出す。一連の働きに、アグニが重要な役割を担っている。アグニを絶やさず、燃やしすぎないように気をつける。

アシュタンガフリダヤ

アーユルヴェーダの三大古典の一つ。Ashtanga Hridaya、Astanga Hrdaya、Ashtāngahridayasaṃhitā、अष्टाङ्गहृदयसंहिता。他に チャラカサンヒター とスシュルタサンヒター がある。

アヌパナ

お薬や食事と合わせる飲みもののこと。anupana, anupanam、アヌパナム。

アヴィヤンガ

アーユルヴェーダの中で、一番体験する人が多いトリートメント オイルマッサージのこと。
全身オイルマッサージを表すことが多いが、実際にはヘッドマッサージはシロアヴィヤンガなど、部位が頭につく。
アビアンガ、アヴィアンガ、アビヤンガ、abhyanga

アムラ

フルーツ。アーユルヴェーダの中でも大切なお薬の一つ。amla
詳しくは、アーユルヴェーダ自然のお薬1:目や消化や自然のお通じに!トリファラ Triphalaを参照のこと。

酸味という意味もある。

アリシュタ

アリシュタム、Arishtam。薬酒。煎じ薬や発酵を促す花を入れて、土の蓋をして自然発酵させたもの。薬用ワイン。

アーマ

体内に残った未消化物のこと。毒素、汚れ。ベトベトしている。溜まると不調になる。ama

ウッペーリ

ケララ料理の一つ。細かく刻んだ野菜などをココナッツで炒めたもの。北部マラバール地方での呼称がウッペーリ Upperi。別名: トーラン Thoran 。
よく使われる野菜は、キャベツ、にんじん、青菜など。ごはんが進むおかず。マイルドな味付けで、日本人にも好まれる。

ウドワルタナ

アーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
薬用の粉で行うパウダーマッサージ。
カパが増えた時や、肥満治療に用いられることが多い。
powder massage、udwarthanam、ウドゥワルタナ。

ウドワルタナラッピング

薬用ペーストで30分パックした後、 ウドワルタナ のように身体にこすりつけるようなマッサージを行う。udhwarthanam wrapping

ウロバスティ

小麦粉で作った土手の中に、オイルを満たすアーユルヴェーダのバスティ療法の一つ。
胸に行うとウロバスティと呼ぶ。urobasti。

エラキリ

ケララ式アーユルヴェーダトリートメント、 キリ の一種。
エラキリは、ドラムスティックの葉などヴァータを減らす作用のあるものと
ココナッツなどをオイルで炒めたものを、布でくるんで団子状にしてマッサージする。
elakizhi

嘔吐法

パンチャカルマ、5つの浄化療法のひとつ。
吐き気を催すものを飲んで、体内の汚れを口から排出する。
ヴァマナ、Vamana Karma、バマナ。

オーシャダン

ausadham 薬草

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か行

カシャヤ

アーユルヴェーダのお薬分類の一つ。煎じ薬。Kashaya, Kashayam

カティバスティ

アーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
小麦粉で作った土手の中に、オイルを満たすバスティ療法の一つ。
背中や腰に行うとカティバスティと呼ぶ。katibasti

カラリパヤットゥ

ケララ州で盛んな、世界最古の武術。
空手やカンフーのルーツと言われている。
オイルマッサージなどの治療も優れている。
カラリ、Kalaripayattu、Kalari。

カラリマルママッサージ

ケララで盛んな、世界最古の武術と言われるカラリパヤットゥのトリートメントのひとつ。
オイルマッサージ。kalaripayattu marma massage、カラリマッサージ。

カルナプーラナム

耳のトリートメント。
耳の中に薬用オイルを満たし、マッサージする。
karnapooranam

浣腸法 バスティVasti

パンチャカルマで一番多くの患者さんに処方されるのがバスティ 浣腸です。

浣腸という言葉からご想像の通り、肛門から腸に薬液を注入します。腸というのはアーユルヴェーダではとても大切な器官であり、腸から吸収したものは全身に影響をおよぼします。

バスティは、ヴァータ Vataというドーシャに最も働きかける方法です。ヴァータには、全身を風のように駆け巡る性質があります。悪いものも良いものも運びます。バスティによって、ヴァータの状態が良くなるなると、毒素であるアーマや汚れたドーシャなどを、正しく運び出したり栄養をきちんと届けることができるようになるのです。

バスティには2種類あり、それぞれ使用する薬液が異なります。

  1. 大量のバスティ:煎じ薬
  2. 少量のバスティ:オイル

ただその場だけの「全て出す」というのが目的なら、排泄を促す強い薬を使えばいいのでしょう。でもアーユルヴェーダは、根本から良くしたいという目的があるので、潤いや栄養も与えるのです。潤いはとても大切です。例えば…

  • 適切な潤いのある腸を通過する便は、水分を保った状態でいられるので排便しやすい
  • 乾燥した腸を通過する便は、水分がどんどん失われ便秘となりやすい

キリ

ケララ式アーユルヴェーダトリートメント。
お米、薬草、薬用パウダーなどを、お団子状にくるんだものを使って行う
bolus bag massage、タイではハーバルボールとも呼ばれる。

ギー

日本では澄ましバターと呼ばれる、牛乳から作る純粋なオイル。
お菓子によく使われる。パンジャブ地方ではあらゆるものにギーを使う。
Ghee、Gritam、Grtam

クシーラダーラ

液体を垂らすダーラというアーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
薬用の牛乳を使うと、クシーラダーラと呼ぶ。
ksheeradhara

グリヴァバスティ

アーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
小麦粉で作った土手の中に、オイルを満たすバスティ療法の一つ。
首に行うとグリヴァバスティと呼ぶ。grivabasti。グリババスティ。

グルカル

ケララ州で盛んな世界最古の武術カラリパヤットゥの師匠のこと。
〇〇グルカルのように、名前の後に付ける敬称。
Gurukkal。

下剤法

パンチャカルマ、5つの浄化療法のひとつ。
下剤を飲んで、肛門から体内の汚れを排出する。
ヴィレーチャナ、Virechana Karma、ビレーチャナ。

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さ行

サッディヤ

バナナの葉に盛られたご馳走。オナムというお祭のときにいただくオナムサッディヤが有名。
お寺でお祭のときにいただくことも。数種類〜数十種類のおかずやカレー、お米などが盛り付けられる。

ジャヌバスティ

アーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
小麦粉で作った土手の中に、オイルを満たすバスティ療法の一つ。
膝に行うとジャヌバスティと呼ぶ。januvasti。

シロダーラ Shirodhara

Shiro(頭)+Dhara(垂らし続ける)サンスクリット語で「頭部に垂らし続ける」という意味です。

額にオイルを垂らすトリートメントで、アーユルヴェーダのメインビジュアルともなっているのでご存知の方も多いですね。インドのアーユルヴェーダ病院では本格的な治療として活用されています。頭部以外に行う場合はシロ(頭部)ダーラではなく、ジャヌ(膝)ダーラなど呼び名が変わります。詳しくはこちら>>

シロバスティ

アーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
小麦粉で作った土手の中に、オイルを満たすバスティ療法の一つ。
頭部に行うとシロバスティと呼ぶ。Shirovasti。

スシュルタサンヒター

アーユルヴェーダの三大古典の一つ。
Sushruta Samhita、सुश्रुतसंहिता、Suśrutasaṃhitā。
他に チャラカサンヒターアシュタンガフリダヤ がある。

アーユルヴェーダ ススルタ大医典

スチームバス

発汗法のひとつ。
薬草などの蒸気をあてる、アーユルヴェーダ式サウナ。
オイルマッサージの後に行うことが多い。

スネハパナ

浄化療法パンチャカルマの前準備として行う、全身にオイルを満たす方法。
薬用ギーを数日摂取することが多い。
スネハカルマとも呼ぶ。snehapana。

ソーンフ

フェンネルシードのこと。日本語では茴香 ウイキョウ。
インドのヒンディー語で「ソーンフ  Saunf 」です。

日本のインド料理屋さんでもレジ横などに置いてあるカラフルだったりするアレは、ムクワスと呼ばれていて、フェンネルに砂糖や香料で味付けしたお口直しです。
洗剤のような香料がきついものも多いので、AROUND INDIAはあまりいただかないようにしています。
インド料理研究家の香取薫さんに教わった、乾煎りしたフェンネルとザラメと合わせる、シンプルなものが一番好きで常備しています。

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た行

タイラダーラ

液体を垂らすダーラというアーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
オイルを使用すると、タイラダーラと呼ぶ。
日本のシロダーラはタイラダーラを指すことが多い。
thailadhara

タクラダーラ

液体を垂らすダーラというアーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
薬用のバターミルクを使うと、タクラダーラと呼ぶ。
takradhara。

ダーニャムラダーラ

液体を垂らす ダーラ というアーユルヴェーダトリートメントのひとつ。
穀物を発酵させた液体を使用すると、ダーニャムラダーラと呼ぶ。
日本のシロダーラはタイラダーラを指すことが多い。
dhanyamladhara。

チャラカサンヒター

アーユルヴェーダの三大古典の一つ。Caraka Samhita、चरक संहिता、caraka-saṃhitā、Charaka Samhita。他に スシュルタサンヒターアシュタンガフリダヤ がある。

チョール

ケララで、ごはん Rice のこと。
例:ギーライスの場合、ネイチョール Neychoru നെയ്‌ ചോറ്

テイヤム

ケララ州北部とカルナータカ州南部の、マラバール地方だけで執り行われているお祭。
生き神様が踊る姿は、神秘的!生き神様になるのは、あるカーストの代々伝えてきた人々。カラリパヤットゥ経験者も多い。宗教を越えて大切にされている。地元民のみならず、魅了され海外から撮影に訪れる人も多い。

南インド・ケララ州カヌール神秘のお祭テイヤムを観に行こう!

インドのお祭:雨季唯一の「テイヤム Theyyam」|ケララ州カヌール

「南インド・ケララ州カヌール、 1泊2日でお祭テイヤム・ホームステイ・町も田舎も楽しむツアー」

テーブルマッサージ

PVA Ayurvedic Hospitalで習った手法。
木製のマッサージテーブルの上で行う、全身のオイルマッサージ。
アヴィヤンガとは手技が異なる。table massage。

ドゥーマパナ

薬用喫煙。薬用たばこを吸う。
鼻から吸って口から出す、または、口から吸って口から出す。
喘息、咳などの粘液が多い状態の疾患に用いたり、オイルを点鼻した ナスヤ の後に行うことも多い。Dhoomapanam, Dhoomapana, Dhumapana

ドラヴィヤ

Dravya 物質、もの

 

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な行

ナスヤ

パンチャカルマ、5つの浄化療法のひとつ。
オイルや煎じ薬などを点鼻し、頭部の老廃物を口から排出する。
鼻のトリートメント。Nasya、点鼻法。

ナヴァラキリ

PVA Ayurvedic Hospitalで作ったナヴァラキリが鍋に入っているところ

PVA Ayurvedic Hospitalで作ったナヴァラキリが鍋に入っているところ

発汗法(スウェダナ swedana、スウェダカルマ sweda karma)の一つ。ケララ式トリートメント。ナヴァラキリ。Navara(ナヴァラ米・ナバラ米) + Kizhi(ボーラスバッグ、丸いもの、ボール)

ナヴァラは、ケララの赤米の種類の一つで、薬効が髙いとされているお米のこと。
キリというのは、布でくるんでボール状にしたものです。ナヴァラキリ以外にも、葉っぱを入れたエラキリ Ela Kizhi、粉を入れたポディキリ Podi Kizhiなど、種類が豊富です。詳しくはこちら>>

ナーランガキリ

ケララ式アーユルヴェーダトリートメント、 キリ の一種。
ナーランガはマラヤラム語でレモンを意味する。ワイルドレモン、ターメリックパウダー、フェヌグリークパウダー、にんにくなど、痛みや腫れを緩和させる作用のあるものを、ココナッツ、岩塩などとオイルで炒め、布でくるんで団子状にしてマッサージする。
Narangakizhi、Jambe era pinda Sweda、Jambira pinda sweda

ニンブミルチ

インドに多数ある縁起物のひとつ。
Nimbu Mirchi Totkaは、家やお店の入り口に飾られている事が多いです。
7本の青唐辛子と、小ぶりなインドレモンのセットです。
土曜日の朝になると、ムンバイの路上でも売られていました。

ネトラタルパナ

タルパナ(Tarpana タルパナ、ネトラバスティ Netrabasti)は、小麦粉で作った土手の中に薬用のギー(澄ましバター)を満たすトリートメントです。詳しくはこちら>>

ネトラタルパナを受けるAROUND INDIAの田村ゆみ

ネトラタルパナを受ける AROUND INDIA 田村

Nenmeni Vaka

学名:Albizia lebbeck (sirisha)
和名:ビルマネム、ビルマ合歓

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は行

ヴァイサジャカルパナ

薬学  bhaishajya kalpana

パラシニカダブ

ケララ州カヌールにある有名なお寺。Parassinikadav പറശ്ശിനിക്കടവ്。別名ムタパンテンプル Muthappan temple 。ムタパンはテイヤムの一つで、多くのお寺や祠があるが、パラシニカダブが本山。一年を通してテイヤムが行われる唯一のお寺。地元でとても愛されている。シェブリマラ アイアッパンテンプル 巡礼者も立ち寄る。無料で食事が振る舞われるにも関わらず、参拝料が破格の安さでなところも地元の方々の誇り。本来、本堂内部の撮影は禁止。

パヤッサム

牛乳やココナッツミルクと煮込んで作る、濃厚なお粥のようなスイーツ。乳粥。
お米と砂糖、緑豆とジャガリー蜜、バミセリとナッツなど、バリエーションはさまざま。
お祭のときに作ったり、お寺で プラサーダ としていただくことも。
地域によってキール kheer、フィルニ Phirniなど呼称が変わる。

ピチュ

オイルなどを浸したコットンを、患部に置いておく方法。Pichu

ピリチリ Pizhichili

ピリチリ は発汗法(swedana、スウェダカルマ、sweda karma)の一つです。
別名オイルバスとも呼ばれます。

シロダーラ Shirodharaは、日本でも有名な額にオイルを垂らすトリートメントですが、ピリチリはその全身版!詳しくはこちら>>アーユルヴェーダトリートメントのひとつピリチリのオイルを垂らしているイメージイラスト

ヴェッラリッキャ

インドのきゅうり。ケララ州のマラヤラム語で、vellarika, velarikka、വെളളരിക്ക

プラサーダ

お寺でいただくお下がり。prasada、prasadam、प्रसाद
ケララのお寺では、豆、ココナッツ、干し魚、チャイ、 サッディヤ 、お米、お花、パヤッサム など。

ヘッドマッサージ

アーユルヴェーダでは、とてもとても大切な頭部のマッサージ。
乾いた頭部にオイルでマッサージをする。シロアヴィヤンガ Shiroabhyangaとも呼ぶ。目がスッキリし、顔色もよくなる。血流促進、リラックス、睡眠を促すなど。
頭部は神経の司令塔、そこに栄養を与えることで全身に作用する。
通常、からだの一部をマッサージする前にも、頭部にオイルを塗布する。

ポディキリ

ケララ式アーユルヴェーダトリートメントの キリ の一種。
ポディキリは、スパイスや生薬などをパウダー状にしたものと
ココナッツや岩塩と炒めたものを、布でくるんで団子状にしてマッサージする。
podikizhi

 

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ま行

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や行

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ら行

ラクタモクシャ

アーユルヴェーダのパンチャカルマ(5つの浄化療法)のひとつ。
汚れた血液を排出する方法。瀉血。
ヒルを使うのも有名。raktamoksha。

ルンギ

lungi 。腰巻布。ケララ男性の国民服。ルンギのまま仕事もすれば、カラリパヤットゥもする。バイクも乗るし、木も登ります。ズボンで仕事している人も、家に帰ればルンギ。

レーパム

局所トリートメント。
薬用ペーストを塗布し、一定時間置いた後、拭き取る。
種類によって、一回塗布したものを長く置くこともあれば、短めの放置時間で数回繰り返す場合もある。
lepam

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わ行

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